このブログは私、中野新一が、ランバ・ラルを名乗り、彼が生きていて、現在の日本で生活していたらどんな事が起こるのか。その社会実験的試みの記録です。

みなさまごぶさたしてしまいました。
エナジー中野でございます。
さて、怒濤の確定申告になんとか滑り込み、
そのせいで溜めてた仕事が決壊し、
クライアントからの催促の電話に怯えながら、
人目をはばかるように、
生きております。
その間。
いろいろおもしろい事がありましたが、
だいぶ忘れてしまいました。
写真は先日3月25日に、
京都御苑にておこなわれました、
京都市ぺタンク大会の時の写真でございます。
本部席に人がいなくなったのを見計らって、
勝手に優勝カップを手にしてみました。
この日の戦績は散々でございました。
所変われば、ぺタンクも変わるもので、
フラットで固い地面のコートでは、
あれほど無敵をほこった、
必殺のポルテ(山なりの投球)が、
まったく役に立たず、
おばあさんの、
ゴロに、こてんぱんにやられました。
しかし、
悔し涙にむせびながら、
御所の土を記念に持ち帰ろうとしていましたら、
京都新聞の記者のかたがわたくしに
インタビューをしてまいりました。
「負けたのですか?」
「負けました。」
「ぺタンクを始められてどれくらいですか?」
「去年の12月ですから、3ヶ月くらいです。」
「何か良い事はありましたか?」
「体重が108キロから102キロに減りました。」
「・・・本当ですか?」
「本当です。ぺタンクはダイエットにいいのです。」
「今後なにか目標などありますか?」
「よく聞いてくださいました。
わたくしの目標は世界だ。」
「世界?」
「そう、日本の代表選手になって、
世界と戦うのだ!わ~はははははは!」
「それはすばらしい。ありがとうございました。」
「いえいえこちらこそ、お粗末さまで。」
後日、
何人かの知り合いからメールをいただいたのですが、
どうやら、ほとんどこのままで、
わたくしの実名入りで、
京都新聞の記事になっているそうでございます。
わたくしは朝日新聞でございますので、
なにが書き連ねられているのか、
確認できず残念でございます。
いずれにせよ、
わたくしの世界に対する挑戦状は、
プレスリリースされたのでございます。
もう後にはひけますまい。
御所での敗北を越えて、
今、中野投法はさらなる進化をとげ、
基本のぺタンクの投げ方では考えられない、
7種類の変化球を身につける事に成功いたしました。
そのうち3種類は使い道すらわかりません。
わたくしはこの、
7色の変化球投法に、
「ミラクルスペクトル投法」と
名付けたのでございます。

エナジー中野でございます。
この1週間ほど、
風邪をこじらせまして、
病の床にふせっておりましたが、
ぺタンクの練習だけは、
続けております。
そして、
いよいよ、
明日三和町におきまして、
ぺタンク世界選手権Pリーグ第一次予選会が
開催されます。
当然わたくしはエントリーをしております。
チーム名は「ガンダム」です。
審判の方が試合のはじめに、
「これより、
○○ファイターズ対ガンダムの
試合をはじめます。」と、
まじめにおっしゃるところが
見てみたいがためだけにつけたような
名前でございます。
ちなみに男子は、
わたくしどもをはじめ、
全部で26チームがエントリーしており、
東京で行われる全国大会に出場できるのは、
26チーム中の上位2チーム。
そして、協会のお金でタダで、
フランスへ行けるのは、
さらに東京大会の優勝チームだけでございます。
フランスをめざすと決めたこのひと月半。
付け焼き刃を、
さらにしっかり付けなおす練習にあけくれました。
そして生まれたさまざまな魔球。
人の失敗をさそい、堂々と戦わない卑怯な作戦。
楽しいぺタンクを捨て、
偏った、勝つためのぺタンクだけを求めて
特訓に明け暮れたわたくしの人生の意味を。
わたくしは明日、
戦いのコートの中で、見つけたいと思っております。
ちなみに、
今はまっている魔球は、
「魔球ラ・ヴィエット」でございます。
こんな投げ方だけはしてはいけない。
と、上手な方が見本をみせてくれた、投げ方で、
なんでもベトナムのチャンピオンの方の
投げ方だそうです。
これはよいことを聞いたと思いまして、
すぐに中野投法にとりいれ、
諸先輩方には内緒で練習をし、
完成させたのでございます。
この投げ方のすごいところは、
ポルテと呼ばれる山なりの弾が、
自在に投げれ、
かつ、ものすごいバックスピンを
かける事ができる事でございます。
この、高速バックスピン超山なり弾道弾こそが、
明日の作戦には必要不可欠な武器なのでございます。
今夜は決戦前夜。
早いめに就寝し戦いに備えようと思います。
いよいよ、わたくしの世界デビューの幕が上がる。
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