慈恩弘国営業日報0080229
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。


宇宙世紀008 2月29日(金)


今日は開店まもなく、
予約をしてくれた、
Y氏が、
会社の同僚3人をつれてやってきてくれた。

Y氏は高校時代からの友人だ。

すると、
それをかわきりに、
どんどんお客さんがやってきた。


わたしも、この商売をはじめて、
2ヶ月が過ぎ、だんだんわかってきた事がある。

金曜は客がたくさん来る確率が高いということだ。

なので、
あらかじめキャベツやネギ、
お好み焼きのネタなどを多めに用意しておいた。

しかし、この日は私の予想を超えて、
あまりにたくさんの訪問客が訪れたため、
常にモビルスーツ焼きを製造し、
材料を補充しなければならない状態であった。


キャベツ、ネギを加工納品するハモン。
フロアーの全てを管理運営するフラウボウ。
ひたすら馬車馬のように働くわたし。

阿吽の呼吸で仕事を連携し、こなす、わたしたちは、
一匹のケモノになった。


「大尉、キャベツ追加!」

「おう!」

「大尉、グフ、ドム、シャアザク、ビグザム、各一機!
 ヒートロッド一本!
 ヒートロッドとグフはイカ抜きで、」

「おう!」

「大尉、ネギ追加!」

「おう!」

グフ、ドム、シャアザク、ビグザム。
ビグザムは3枚のお好み焼きを必要とする。
シャアザクには、シャアザク専用ソースが。
そして、ビグザムの足は鶏肉だ。

できるのか。
ええいままよ。いけー!必殺!6枚同時焼き!

じゅわー。じゅわー。じゅわー。じゅわー。じゅわー。じゅわー。

いいぞ。
このまま3分。
カップの中で蒸されるがいい。


「大尉、わたしここにイカ抜きグフのネタ置いといたんですが、
 どれだか覚えてます?」


「・・・・・・。」


わたしの本分はゲリラ屋だ。
戦場で命の駆け引きの判断を迫られたとき、
もっともしてはならない決断は、

躊躇(ちゅうちょ)である。


「これだー!」ざしゃあっ!!


ことっ。


「お客様、イカ、入ってませんよね。」

「大丈夫です。」

ピンポ~ン。


どうやらわたしは、
またひとつ死線をくぐりぬけたようだ。


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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、捕虜:フラウボウ2号
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お好み焼き「慈恩弘国」
2008/02/29 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
3月3日(月)ひな祭り特別営業決定
来る、3月3日(月曜)
ひな祭り特別営業をすることにした。

ミクシの我が国のコミュにご参加いただいております、
ちょんまげさまによる傑作。

「モビルスーツ雛飾り」を展示し、

キシリア閣下が、
はやくお嫁にいけるよう、
公国民でお祝いをしようと思うのだ。

※わたしの日記に登場する、
 電気屋さんの閣下は「いい迷惑だ」といいそうなので、
 あくまで、一年戦争当時の閣下のことを言っているよ。


営業時間は通常どうり。
午後6時オープン、
午後10時30分ラストオーダー、
午後11時閉店。

先ほど、
捕虜のフラウボウに、
臨時出勤をお願いしたところ、
快諾をいただいたので、

ご来店のみなさまには、
いつもとかわらぬ、
お接待ができると思う。


当日はひな祭り特別メニューとして、
ひし餅型お好み焼きや、甘酒。
ひなあられと瓶ビールのセットなど、

プリンセスなメニューもご用意して
お待ちしております。

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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
2008/02/26 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(42) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080223
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。


宇宙世紀008 2月23日(土)暴風、晴れ、曇り、雪


ボランティアで
レポーターをしているラジオの仕事から帰ってくると、

時刻はもう4時であった。

ハモンと一緒に買出しにゆく。


昨日の大繁盛のおかげで、
兵糧が底を尽いていたのだ。

業務スーパー、
行きつけの八百屋、肉屋などを巡り、

買出しから帰ってくると、
すでに開店30分前である。

ほどなく、
店の前に車が横付けされ、
フラウボウが降りてきた。

今日は、ご主人の車で送ってもらったようだ。

このごろの捕虜の待遇はすこぶるいい。


生活費のほとんどを、
戦費につぎこんでいるわたしより、
彼女の生活レベルは高そうである。


今日は昼間から、
ときおり日差しが射したものの、
一日中、強い、雪まじりの風が吹き続け、

我が国の庭は、
落ち葉だらけになっていた。

エアコンのスイッチを入れ、
店を暖める。
すぐに、外の寒さで、
窓が結露しはじめた。


6時を少し過ぎて、
ようやく開店準備が整い、
店の外の灯かりを点ける。

イルミネーションの灯かりや、
ライトアップ用のハロゲンランプが、
結露した窓の向こうで、
輪郭をぼかして輝いた。

光源と窓の間を、
雪が舞い踊っている。


最初のお客さんがやってきたのは、
もう8時をまわった頃であった。
同じお町内の方である。

一般の方だったので、
入店直後はとまどっておられたが、
すぐに状況を理解された。


次にやってきたのは、
フラウボウの友人のI氏であった。

I氏は、いい感じの人である。

そのため、
フラウボウ夫妻に、
よく利用されているようだ。

フラウボウの家にはテレビが無い。
I氏の家にあるからいいのだという。

この日もI氏には、
フラウボウを家まで送っていく使命が
課せられていた。


そして、9時をまわったころだろうか、
2回目の帰国となる二等兵が、
暖簾をくぐってくれた。



本日我が国を訪れてくれたのは、
この3名であった。

外は相変わらず吹雪である。

この、
きびしい寒さの中を、
万難を排して我が国に辿り着いてくれた、
同胞の愛国心に、

わたしは静かに心打たれた。



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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、捕虜:フラウボウ2号
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/23 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(51) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080222
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。


宇宙世紀008 2月22日(晴れ)

開店前、電話が鳴った。

なんと、
キシリア閣下本人からである。


あの一年戦争後、
閣下は京都の電気屋さんで働いている。

今日は部下のジーンと新兵を一人つれて
お越しいただけるということだ。

これは大変。大急ぎで店の仕込みをしていると、
開店の10分前に、ジーンがやってきた。

やはり、連邦の監視が厳しく、
今日もばらばらにこの店で落ち合うそうだ。

ジーンが、カバンから何かをとり出してわたしに見せてくれた。

ジーン渾身の傑作。
シャア専用ザクレロであった。

一年戦争末期。
シャア大佐の、度重なる失態に、
怒り心頭のキシリア閣下が、
罰として、

我が軍の誰もが、
「これに乗って死にたくないよね」。と、
搭乗を嫌がった、
ザクレロの機体を、
破廉恥に赤く塗って、ツノをつけ、

大佐を搭乗させようとした、
伝説の機体である。


せっかくなので、
我が国に展示することになった。

同胞諸君も帰国の際は、
鑑賞してほしい。


その後、閣下。新兵。がやってきた。

この日も閣下はごきげんであった。
ザク焼き、ドム焼き、
新作のシャア専用ゲルググ焼きを注文された。

シャア専用ゲルググ焼きは辛い。

閣下は、後先の事をあまり考えない人である。
お兄さんを殺害したときもそうであった。

思えば、アバオアクーの指揮なんて、
できるわけないのに、
その場の勢いで、ギレン総帥を殺害してしまって、

シャアを前面に押し立て、
自分はどうしようもなくなって、
逃げた方である。


シャア専用ゲルググ焼きの辛さに、
ひーひーお言いであった。


前回ご訪問の時に、
ワインをご所望であった閣下のために、
わたしは、ワインを仕入れておいた。

閣下はご機嫌でワインをお召しになれらた。
ワインのあてに、
オイスターダストメモリーチーズを注文された。

オイスターダストメモリーチーズは、
牡蠣のチーズ焼きである。
わたしはこのメニューが大好きだ。

閣下にも喜んでもらおうと、
特に大きい牡蠣を選んで焼いたのがまずかった。

ひとつ特に大きいのが、
中が冷たかった。

我が国の牡蠣は、
広島産の生食用冷凍牡蠣である。
生食用に加工済みなので安心して食べれるが、

中が冷たいのはいただけない。

わたしはその場で陳謝し慈悲を乞うた。


閣下のお裁きは寛大であった。

「もう一皿焼け」。とのおおせであった。


二度の失敗は許されない。

わたしは、洗って半解凍にした牡蠣を、
鉄板の上に置いて、チーズで覆い、
カップで蓋をして、
チーズの溶け具合で完成を判断する従来の工法にひと手間加え、

一度片面を焼いて裏返し、
チーズで覆う、両面焼き戦術で挑んだ。
しかし、この工法だと牡蠣が縮んで硬くなってしまう。

そこでカップで覆う瞬間に、水をひとさじ加え、
カップの中に強烈なスチームを発生させ、

牡蠣を蒸気で蒸し焼きにし、
ふっくらさせる技で挑んだ。

よし、美味そうに焼けた。


恐る恐る閣下に献上してみる。


美味しそうにワインで牡蠣を流し込んでいる。

どうやら大丈夫なようだ。
わたしは命拾いした。

この二皿はもちろんサービスである。


この日は、キシリア閣下ご一行様以外にも、
たくさんの同胞がやってきてくれた。

おなじお町内のM二等兵は、
ご一家で、

常連の、N軍曹、M伍長、

こちらも、常連。
バイク用品のKUSHITANIご一行さま、

バイクでお越しの新兵お二人に、
お父様が一年戦争に参加していたという、
少年新兵のお二人。

古い友人の、S夫妻。

などなど。


うれしいかぎりである。


ラストオーダーの時間をすこしまわって、
キシリア閣下ご一行が、出国の手続きを申請された。

この日の閣下は、
あきらかに飲みすぎ、食べすぎであった。

閣下は、ご持参されたキャベジンをお飲みになられた。
閣下はどうやら、いつもこのキャベジンのビンを
持ち歩いているらしい。


今の閣下は、
戦時中とちがい、
とてもキュートで美しく、聡明で品がおありである。

しかし、ときおり垣間見える、
ダンディーな一面には、
やはりザビ家の血をお引きであることを、
認めざるを得ない。


閣下は、本日のわたくしの功績に対し、
ご褒美をくだされた。

テレビの特売の日のお知らせをくださる事を、
約束してくれたのである。

我が家のブラウン管のテレビは、
今まさに寿命をまっとうし、
お役御免の時を迎えようとしているのだ。


辛いものや冷たいものを食べさせられたにもかかわらず、
寛容なお心でいただいたご容赦。

そんなわたくしにかけてくださったご温情。


わたしは、
ますますキシリア閣下のファンになってしまった。

あの、けち臭いマクベの上司である。
どんな了見の狭い方かとずっと思っていたが、
わたしの早とちりであった。

このランバラル。
まったく、汗顔の至りである。




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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、捕虜:フラウボウ2号
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/22 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080218-2
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。

宇宙世紀008 2月18日(月)くもり時々雪

本日の我が家の夕食は
焼肉である。

ジャスコでオーストラリア産の牛肉が、
安く手に入ったからだ。

肉は安物であるが、
妻のハモンと二人で、
店の業務用の鉄板で、
贅沢にガスを使って焼く。

美味い感じがする。
それに、店を貸切りしているようで、
セレブな気分だ。

先週の営業であまったたこ焼きのネタを使って、
たこ焼きを焼こうと思っていたとき、
店の電話が鳴った。

我が国を目指して路頭に迷った国民からであった。

今日は営業日ではなかったが、
この寒空に、我が国の国境をめざしてやってきた国民に、
門戸を開かないわけにはいかない。

店の場所を教えると、
ほどなく2人のバイクにのったお客さんがやってきた。

夢をこわさないよう、
わたしは急いで軍服に着替え、
お好み焼きのネタを作った。

2人は、
ザク焼き、ドム焼き、
ヒートロッド(焼きそば)、
敵のボール焼き1個小隊(たこ焼き12個)
を食べ、

満足して帰っていった。

再び店は、
誰も訪れることの無い元の我が家にもどった。
ガンダムのBGMを、
ラジオに切り替える。

ラジオからは、ジャズが流れてきて、
店いっぱいにひろがった。


わたしは、その音楽に浸り、
後片付けをしながら、思索にふけった。


わたしはこの店で、
あと何枚のお好み焼きを焼くことができるのであろう。
わたしが、この美しいステンレス製のテコを置くときは、
いつやってくるのであろうか。

遠い未来であろうか。
すぐそこに迫っているのであろうか。


銃声のなりやまぬ恐ろしい暗闇のなかで、
空腹をかかえ、怯える夜をおくる人が世界中にたくさんいる。

わたしは愚かな軍人である。

わたしには、
人を喜ばせる資格があるのであろうか。


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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/18 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(16) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080218
宇宙世紀008 2月18日(金)くもり時々雪


先日、我が慈恩弘国に、
初の女子高生が訪れてくれた。

観光とはいえ、
日本の若者に、
我が国を訪問してもらい、

我が国の現状、
ジオン公国民が歩んできた歴史などを
知ってもらうことは、

大いに価値のあることである。


また、
我が国のモビルスーツ焼きは、
製造に手間とコストがかかるので、
普通のお好み焼きより、
若干上代設定が高く、
女子高生の財布を圧迫しかねない。


そこで、
我が慈恩弘国政府は、
自称でかまわないので、

高校生以下のお客様には、
10%程度の学割制度を導入することを、
前向きに検討しはじめることになった。

保護者同伴の場合はどうするのか。
あきらかにおっさんと思われる人物の申請を、
どう扱うのか、など、

課題も多いが。


最大の課題は、
このランバラルが、
レジの値引き機能を理解することである。

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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/18 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080216
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元軍人だ。


宇宙世紀008 2月16日(土)

昨日の大繁盛の余韻をひきずりつつ、
店を開けた。

なんとなく今日は、
お客さんが少なそうなムードである。

しかし、
開店してほどなく、
2人のお客さんがやってきた。

この調子で今日も大繁盛かとおもいきや。

このお客さんが店を出ると、
また元の閑散とした店にもどった。

フラウボウとハモンが、
楽しそうにおしゃべりをはじめる。


よい機会なので、
お好み焼きの、
マグネットコーティング的パワーアップの
実験を行おうと思う。

わたしは、以前から気になっていたマヨネーズがある。

それは、たこ焼き屋さんや、
お好み焼き屋さんで出てくる、
白い、とろとろのマヨネーズだ。

あれの正体がどうしてもわからない。

そこで見当をつけたのが、
フレンチドレッシングである。


フレンチドレッシングの構成物質は、
マヨネーズのそれとほとんど変わらない。
酢や玉子、油の量がちがうだけなのだ。

しかし、普通のフレンチドレッシングではおもしろくないので、
シーザーサラダ用の、
パルメザンチーズや、
ガーリックを含んだものを試してみようと思う。

パルメザンチーズをふんだんに使った、
我が国の機体のベースと相性がよさそうだし、

おたふくソースによる表面仕上げは、
完璧ではあるが、

普通のマヨネーズでは、
あの、重厚かつ強力な、
甘くせつない味を、サポートしきれていない気がするのである。

わたしの推測では、
このシーザーサラダ用のドレッシングを投入することによって、

生地のチーズを援護しつつ、
耳の後ろのあたりをつんざく酸味が、
おたふくソースの切ない感じを、
いっそう引き立てる効果があるのではないかと思うのだ。


さっそくお好み焼きを焼いてみる。
いい焼け具合だ。


そこへお客さんがやってきた。
友人のI夫妻である。

このお好み焼きはI夫妻の注文に転用された。

実験は次の機会に持ち越しとなった。



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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、労役:補欠フラウボウ
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/16 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(28) | トラックバック(0) | page top↑
【国政だより1号】 政府が学割導入を検討。
慈恩弘国民のみなさんこんにちわ。
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。


さて、

このほど、我が慈恩弘国暫定国王である、
ランバラル大尉が緊急記者会見を行い、

国民からの戦費調達システムに
一部改正を行うことを発表しました。


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先日、我が慈恩弘国に、
初の女子高生が訪れてくれた。

観光とはいえ、
日本の若者に、
我が国を訪問してもらい、

我が国の現状、
ジオン公国民が歩んできた歴史などを
知ってもらうことは、

大いに価値のあることである。


また、
我が国のモビルスーツ焼きは、
製造に手間とコストがかかるので、
普通のお好み焼きより、
若干上代設定が高く、
女子高生の財布を圧迫しかねない。


そこで、
我が慈恩弘国政府は、
自称でかまわないので、

高校生以下のお客様には、
10%程度の学割制度を導入することを、
前向きに検討しはじめることになった。

保護者同伴の場合はどうするのか。
あきらかにおっさんと思われる人物の申請を、
どう扱うのか、など、

課題も多いが。


最大の課題は、
このランバラルが、
レジの値引き機能を理解することである。


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以上、宇宙世紀008年2月16日の
慈恩弘国国政だよりでした。
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(内閣府)
2008/02/16 | 【国政だより】 | コメント(30) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080215
宇宙世紀008 2月15日(金)くもり時々晴れ

今日は、
いろんな記念すべき出来事がおこった日となった。

まず、暖簾を出して、
営業をはじめてすぐ、

かわいい女のコが2人入ってきた。
なんと、女子高生である。

女子高生がお好み焼き屋に出入りしてはいけないという法は無いが、
まさか我が国にかぎって、
このような来訪があるとは、
夢にも思っていなかったのである。

開口一番わたくしが、
「この店はこんな風な趣旨の店ですが、
 ご存知でいらっしゃったのですか?」
とたずねると。

「知ってて来ました。」
という返事であった。

二人は、シャア専用ザク焼きとドム焼きを、
美味しいと言って食べてくれた。
また、メニューなどを写メに撮ったりして、
楽しそうに過ごしてくれた。

わたしは満足であった。

次に常連のN伍長がやってきた。
今日はめずらしく焼きメッサーラを注文してくれた。
彼の定番は普通のお好み焼きなのだ。
勝手につくらなくてよかった。

女子高生が帰っていくと、


以前よりご予約をいただいていた、
Tさまご一行がやってきた。

なんとお子さんなど含めて、
総勢11人のご予約である。

6畳の和室。
アバオアクー席にご案内する。

ほどなく、
常連宣言をしてくれた、
タニタク2等兵が、
元ジオン公国民1人を連れてやってきてくれた。

さらに、
この日電話でご予約をいただいた、
3名さまがやってきた。
ソロモン席にご案内する。


さあ、ここからが大変である。
前代未聞の、
17名さま同時接待である。

ハモンとフラウボウは、
お水とお箸を出すだけで、
大忙しである。

そして、
アバオアクーの団体様から注文が入った。
大量のモビルスーツ焼きの発注である。

その中に、ドム焼き3機というのがあった。
これは、一つずつお出しするわけにはまいりますまい。

3枚同時に焼かねば、
ジェットストリームアタックという、
役が成立しない。

わたしは、ソロモン席のお客様のぶんも含めて、
計6枚のお好み焼きを同時に製造した。

ほどなく、ドム焼きが完成した。

フラウボウの協力で、
ジェットストリームアタック、
縦列おはこびで納品する。

うけた。


しかし、その直後、
事件が起こった。

返す刀でソロモン席のビグザム焼きを作ったが、
よくオーダーシートを見てみると、
ビグザム焼きではなく、
ビグザムもも肉のガーリックソテーであった。

痛恨のはやとちりである。


そんなわたしの窮地を救ってくれたのが、
タニタク2等兵であった。

「そいつわもらったー。」と
手をあげてくれたのである。
九死に一生とはこのことである。

しかも、
タニタク2等兵ならでわの、
マニアックなオーダーによって、
若干、料理の製造順が混乱していたのだが、

ビグザム焼きを食べなければならなくなったので、
知ってか知らずか、
それらをキャンセルしてくれたのだ。


「ララア、見えるよ、料理をつくる順番が。」


その後のわたしは、
鬼神のごとく破竹の勢いでお好み焼きを製造した。


ビグザムもも肉ガーリックソテーと、
ヒートロッド(焼きそば)、そして、
ザク焼き、
ドム焼き、
シャア専用ザク焼き、
シャア専用ゲルググ焼き、

を同時に生産。

さらに、つぎつぎにいただく、
嬉しい注文。

それらを無心にこなしてゆく。

いつのまにかわたしは、
「ふりむくなアムロ」を口ずさんでいた。

このときのわたしの高揚感は例えようも無い、
わたしの耳には、
すでに、銃声も悲鳴も聞こえておらず、
ただ、お好み焼きの神との邂逅を楽しんでいたのかもしれない。


ソロモン席のお客様が出国の申請をおこなった。
なんと、こちらの客様をもって、
建国以来、ちょうど100人目のお客様となった。

ささやかな記念と、
日頃のご愛顧に感謝の気持ちをこめて、
スタンプカードのハンコを、よぶんに押してあげた。


タニタク2等兵達も、次回の再会の約束をして、
自分達の戦場へもどっていった。

ありがとう、タニタク2等兵。
このランバラル。
戦場でうけた恩は、生涯忘れはしまい。


営業時間を少し過ぎて、

アバオアクーのお客様。

続いて、N伍長が出国の手続きにはいった。
N伍長も生ビールを順調に5機撃墜し、
めでたく軍曹に昇進した。
我が国の出世頭である。
今後もエースパイロットとして、
大いに活躍してもらいたい。

時計を見ると、
12時になっていた。

今日は、ハモンもフラウボウも、
八面六臂の大活躍であった。
あらてめて、2人の存在の大きさに、
感謝するしだいである。

そして、この日、
最後の記録が打ち立てられた。
売り上げ総額、
48910円。

約束の銀の皿まで、
シャア専用ザク焼き1機まで迫った。



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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、労役:補欠フラウボウ
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/16 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(17) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080213
宇宙世紀008 2月13日(日)雪、時々晴れ

わたしの名前はランバラル。
ゲリラ戦を得意とする、元軍人だ。

今週の日曜から、
専門学校で昼間、授業をすることになった。

わたしの、戦場で鍛え上げたデザインセンスを、
後進の若者に伝授してやるためである。

そのため、今週からおよそ2ヶ月間。
日曜の営業を控えようとおもっているが、

日曜しか我が国に来れない。
後生だ、開けてくれ。
女房、子供だけでも入国させてやってくれ。

という悲痛な叫びを耳にしている。


営業時間をずらして開けてみようか。

しかし、今週からしばらく日曜は放免してやる。と、
喜ばせてしまったフラウボウを、
再び拘束するのは気の毒な気もする。

思案のしどころである。


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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/14 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(14) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080210
宇宙世紀008 2月10日(日)晴れ


今日は、開店早々大忙しである。

まず、常連のM上等兵が自転車でやってきた。

続いて、ホームページで我が国を発見してやってきたという、
男前のお兄さんと、
美人のお姉さんの2人組み。

大人の雰囲気をかもしているお二人であったが、
立派な公国民である。

新開発のシャア専用ゲルググ焼きを食べて、
ご機嫌であった。


さらに、お町内のノリス・パッカード。
彼は、2代目フラウボウの顔を拝みに来たようだ。


そして、2回目の来店となる公国民が2人、
エルメスセットBで、護衛機に、
シャア専用ザクを注文するナイスなチョイス。


そこへ、M上等兵の飲み仲間たち3人も加わった上に、

もうすっかり常連さん。

近所のバイク屋さん。
正確には、バイク関係屋さんが、
総勢7人でご来店。

この7人様ご一行によって、
ついに、怒無焼き同時3枚。

いわゆる、ジェットストリームアタック注文をうけたまわった。

わたしは、ハモンとフラウボウに協力をたのんで、
「マッシュ、オルテガ、行くぞ!」の、かけ声を合図に、
3人縦列おはこびで、
席までお届けした。

他のお客さんも、もちろん事情はわかっているので、
大うけであった。


この日の売り上げは、
我が国建国以来最高の数値をたたき出した。

もう、3万円突破で銀の皿。
とはいえない。

これは、目標の達成を意味しているのだろうか。
否。はじまりなのだ。

今後、ますます戦局は拡大し、
わたしの脳は、思いつくままにメニューを増やし続け、
果てしない手間と困難が待ち受けているだろう。

しかし、その困難の向こうには、
必ずや、栄光が待っていなければならない。


あえて言おう。

フラウボウ。
1日売り上げ、5万円突破で、
銀の皿。


食い物につられて、
これからもがんばってほしい。

我らに与えられた使命は、
それほどまでに大きいのだから。




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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、労役:2代目フラウボウ
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/10 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(30) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080209
宇宙世紀008 2月9日(土)雪


今日は、朝から雪だ。
京都市内でこれほど降るのはめずらしい。

わたしは昼間、
女物の下着の撮影の仕事があったので、
雪の中を外出した。

女物の下着の撮影というと、
色めきたつ向きも多いと思うが、
生身の人間に下着を着せて撮影したことなど、

もう10年以上無い。

このところの不景気で、
モデルを雇う余裕などないのだ。

わたしはひたすら撮影現場で、
笑顔の凍りついた、
ナイスプロポーションなマネキンのおねえさんに、
パンツをはかせ続けた。

撮影が押して、
店に帰ってきたのは開店の1時間ほど前である。

ほどなくフラウボウがやってきた。
今日は2代目フラウボウにとって、
2回目の出勤になる。

店に入ると、雪をはらいながら、
外は雪がすごいと言う。

あらためて外に眼をやると、
我が国の公用車の屋根に、
5センチほど雪が積もっている。

今日の客の入りは期待できそうもない。


お好み焼き用の肉がかなり余ったので、

フラウボウとハモンに、
まかないを作ってやる。
焼きメッサーラだ。

焼きメッサーラは、
普通の焼き飯だ。

わたしは、焼き飯が大好きなので、
どうしてもこのメニューを入れたかったのだ。

まず、キャベツを鉄板の上に山盛りにして、
少し水をたらしてカップをかぶせ、蒸し焼きにする。

この間に、ご飯と玉子とガラスープをよくまぜて、
鉄板の上に広げてしばらく焼く。

その横で、
豚ばら肉とイカを炒める。

豚ばら肉から透明の油が出てきたら、
イカと一緒にテコですくって、
蒸し焼きにされたキャベツの上にのせて、
またカップで覆う。

カップの中で、
蒸されて甘みを含んだキャベツに、
豚ばら肉とイカの旨みが染み込む格好である。

ご飯がぱりっとしてきたら、
キャベツ、豚肉、イカとあわせる。

ご飯は、すぐにパラパラになって、
鉄板の上で踊る。

塩、コショウ、醤油で調味。

最後に、レタスをちぎって加えたら、
焼きメッサーラの完成である。

味は薄味。

口にふくんだとき、
玉子の香りが鼻からぬける程度をめざす。


3人でまかないを食べながら、
ゆっくり時間が過ぎていった。


窓の外を、音も無く雪がふり続けている。
国道の喧騒も今は無い。



午後9時ごろ、
わたしが壁にかけてあったギターをかき鳴らして、
熱唱していると、

とつぜん店のドアが開いた。


この日、大雪の中、
4人の公国民がやってきてくれた。




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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、労役:2代目フラウボウ
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/09 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(88) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080208
宇宙世紀008 2月8日(金)


夕方、電話が鳴った。

「はい、お好み焼き慈恩弘国です。」
「5人なんですがいけますか?」
「もちろん大丈夫。お客さんなんて、一人もいません。」

なんと、
今日はいきなり予約がはいった。

この日はよく電話が鳴った。

「はい、お好み焼き慈恩弘国です。」
「今から、2人、タクシーで向かいます。いけますか?」
「承りました。お席ご用意しておきます。」

こんなやりとりをフラウボウがニヤニヤして見ている。

9時をまわった頃だろうか、
また新たに予約の電話が鳴った。


「わたしが出ます!!!」


と、フラウボウが叫んで電話をとった。


「はい。慈恩弘国でございます。」


満足そうな顔をしている。
どうやら、それが言ってみたかっただけらしい。

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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、労役:補欠フラウボウ
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/08 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(13) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報080207
現在わが国において、
シャア専用ゲルググ焼きの開発が進められている。

甘口ソースがほとんどを占める
わが国のモビルスーツ焼きシリーズに、
初のピリ辛テイストのモビルスーツ焼きが加わる予定である。


ピリ辛ソースの開発は、
わが国の悲願であった。

以前、豚キムチ味のお好み焼きの製造を試みたが、
ただの塩辛い小麦粉のかたまりになってしまった。


当面の課題は、
ゲルググの豚鼻をどうやって表現するかである。

できれば豚肉を使って表現したいが、
ソースや他の食材との組み合わせもあり、
バランスが難しい。


今、この回線を使って同志諸君にリリースできる情報は以上である。
尚、くれぐれも新型モビルスーツ焼き開発の情報は、
連邦軍関係者の、ご近所、ご友人などには、ご内密に。
2008/02/07 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080203
宇宙世紀008 2月3日(日)


今日は2代目フラウボウの初出勤の日である。

2代目フラウボウは、
一見すると、おしとやかで女性らしい美人にみえるが、
その内面に秘めたる、おもしろパーソナリティーには、
周囲の人間はなかなか気づかない。

そして、本人も、
それを出そうとはしないのだが、

やはり隠そうとしても、
隠しきれるものでもないので、

話しているうちにだんだんばれてきた。


将来有望なフラウボウである。


フラウボウの仕事は多岐にわたる。

わたしは基本的に、
調理で手が離せない。

ハモンはバックヤードで、
ネギやキャベツを切って補充するのが主な任務なので、

フラウボウは、
それ以外の全般をこなさなければならないのだ。


フラウボウの任務その1、
【お客さんが来たら、敬礼して、お水とお箸とお絞りの提出】

この時、お箸を出すときに、
シャア専用割り箸です。と言わなければならない。


フラウボウの任務その2、
【受注】

モビルスーツ焼きの場合、
1つ2つではなく、
1機、2機と数えなければならない。


フラウボウの任務その3、
【飲み物の製造】

ビールサーバーの操作から、チュウハイの制作。
銘酒。慈恩乃誉の装填まで。


フラウボウの任務その4、
【洗い物】

次々と繰り出される洗い物を、
わたくしの巨体をかわしながら処理してゆかなければならない。


フラウボウの任務その5、
【たこ焼き焼き】

たこ焼き焼きは、非常に高度な技術を要求されるが、
我が軍の最終兵器。
ビグザム焼きを製造する際には、

わたしが本体を製造しているあいだに、
メガ粒子砲を形成するための、たこ焼きを焼き上げる、
焼き師がどうしても1人必要なのである。

酷なようだが、フラウボウにやってもらうしかないのだ。



以上がフラウボウの主な任務であるが、
初日の2代目の働きぶりは十分であった。

なにより、
今となっては、K氏の形見となってしまった、
量産型ゲルググのプラモを、
楽しそうに目を輝かせていじくるフラウボウに、
無限の可能性を感じずにはいられない。

ちなみにこの2代目フラウボウ。
この若さで、しかも女の身でありながら、
ガンプラを作りまくった稀有の経歴の持ち主である。

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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/03 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(17) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国業務日報0080202
宇宙世紀008 2月2日(土)


今日は補欠のフラウボウも、
ようやく見つかった2代目フラウボウも、
来てくれない。


補欠のフラウボウは仕事があるし、
2代目フラウボウは進級制作で忙しいのだ。

しかし、泣き言はいっていられない。
ハモンと二人で、
この難局をのりきってみせよう。

それに、昨日の来客数1人という感じからして、
今日もきっと閑散としたものさ。とおもっていたら、


開店直後、
いきなり4人の男性のお客様がご来店くださいました。

お話を伺うと、
なんと舞鶴から、わが国を目指してバイクで
やってきたということである。

この店を、
一年戦争で日本中に離散した、
ジオン公国民の聖地にしたいという、
わたしの願いが一歩前進した瞬間である。

しかも、なにをかくそう、
このランバラルも生まれは京都府舞鶴市なのだ。

とても他人とは思えない出会いであった。
またのご来店を、
心からお待ちしております。


ほどなく、サイトを見てやってきたという、
元ジオン公国民3人と、
やはり風のたよりで聞きつけた、
元ジオン公国民3人がやってきた。

この時点で、店にはお客さんが10人。


そして、友人のM上等兵がやってきた。
これで11人。

ほぼ満席である。


なぜ、フラウボウがいない時にかぎって。


しかし、来てくれたのは、
みんな同胞である。
ハモンとふたりで、
心からのおもてなしをさせていただいた。

それでもラストオーダーの頃には、
お客さんは、
友人のM上等兵だけになっていた。

例によって、
食べすぎ、飲みすぎを少し後悔するM上等兵であったが、
また来るといって帰っていった。

昨日やってきた常連のN上等兵と、
今日来てくれた常連のM上等兵は、
お互い共通の友人である。

にもかかわらず、この2人が顔を合わせた事が一度も無い。
示し合わせているのか、
運命が2人を引き裂くのか、

ここまですれ違いが続くと、
2人が顔を合わせた時、
決闘でもおこりはしないであろうかと心配になる。


しかし、もし決闘するなら、
ぜひ飲み比べにしてもらいたい。

お互い飲めて楽しいし、
わが国の収益も上がるというものである。


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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/02/02 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国業務日報0080201
宇宙世紀008 2月1日(金)


今日は補欠のフラウボウに来てもらった。
初代フラウボウの卒業で、
補欠とはいえ、今月はかなり入ってもらうことになった。

補欠フラウは、仕事をもっているので、
無理を言って申し訳ない。


とはいえ、
この3人でこの国をキリモリするのだ。と、
意気揚々と開店したものの、

お客さんが誰も来ない。


しばらくして、
常連のN上等兵がやってきた。

N上等兵は、このところ
スキー場のんだくれ一人旅を敢行していたのだが、

このほど無事帰還したのだった。

おみやげに美味しいチョコレートをいただいた。


結局この日はお客さんは彼一人であった。
しかし、N上等兵は、この日も立派な成績を残し、
見事、伍長に昇進した。

2階級特進である。

わが国では、兵士のうちは、
2階級特進させてあげる事にしている。


昇進するときには、
わたくしが必ず、「2階級特進!」と言うので、
そのときに、

「それだけですか、戦っている時はなんにもしてくれないくせに、
 それだけなんですか。」

と、わたくしに食ってかかってきてくれたら、

「きさまー!」と言って、ハンコを1つ余分に押してあげる、
裏制度がある。


彼には今回の昇進が最後のチャンスであったが、
残念ながらその期を逃した。
2等兵から上等兵に昇進する際に教えてあったのに、
忘れていたのだ。


わが国を頻繁に訪れてくれる諸氏。
昇進の際には、喜びに我を忘れることなく、
若くして散っていった同胞を想い、

幸せのマジックワードを口にしてみてくれたまえ。


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2008/02/01 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(15) | トラックバック(0) | page top↑
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