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慈恩弘国営業日報0080209
宇宙世紀008 2月9日(土)雪


今日は、朝から雪だ。
京都市内でこれほど降るのはめずらしい。

わたしは昼間、
女物の下着の撮影の仕事があったので、
雪の中を外出した。

女物の下着の撮影というと、
色めきたつ向きも多いと思うが、
生身の人間に下着を着せて撮影したことなど、

もう10年以上無い。

このところの不景気で、
モデルを雇う余裕などないのだ。

わたしはひたすら撮影現場で、
笑顔の凍りついた、
ナイスプロポーションなマネキンのおねえさんに、
パンツをはかせ続けた。

撮影が押して、
店に帰ってきたのは開店の1時間ほど前である。

ほどなくフラウボウがやってきた。
今日は2代目フラウボウにとって、
2回目の出勤になる。

店に入ると、雪をはらいながら、
外は雪がすごいと言う。

あらためて外に眼をやると、
我が国の公用車の屋根に、
5センチほど雪が積もっている。

今日の客の入りは期待できそうもない。


お好み焼き用の肉がかなり余ったので、

フラウボウとハモンに、
まかないを作ってやる。
焼きメッサーラだ。

焼きメッサーラは、
普通の焼き飯だ。

わたしは、焼き飯が大好きなので、
どうしてもこのメニューを入れたかったのだ。

まず、キャベツを鉄板の上に山盛りにして、
少し水をたらしてカップをかぶせ、蒸し焼きにする。

この間に、ご飯と玉子とガラスープをよくまぜて、
鉄板の上に広げてしばらく焼く。

その横で、
豚ばら肉とイカを炒める。

豚ばら肉から透明の油が出てきたら、
イカと一緒にテコですくって、
蒸し焼きにされたキャベツの上にのせて、
またカップで覆う。

カップの中で、
蒸されて甘みを含んだキャベツに、
豚ばら肉とイカの旨みが染み込む格好である。

ご飯がぱりっとしてきたら、
キャベツ、豚肉、イカとあわせる。

ご飯は、すぐにパラパラになって、
鉄板の上で踊る。

塩、コショウ、醤油で調味。

最後に、レタスをちぎって加えたら、
焼きメッサーラの完成である。

味は薄味。

口にふくんだとき、
玉子の香りが鼻からぬける程度をめざす。


3人でまかないを食べながら、
ゆっくり時間が過ぎていった。


窓の外を、音も無く雪がふり続けている。
国道の喧騒も今は無い。



午後9時ごろ、
わたしが壁にかけてあったギターをかき鳴らして、
熱唱していると、

とつぜん店のドアが開いた。


この日、大雪の中、
4人の公国民がやってきてくれた。




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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、労役:2代目フラウボウ
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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
2008/02/09 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(88) | トラックバック(0) | page top↑
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