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慈恩弘国営業日報0080216
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元軍人だ。


宇宙世紀008 2月16日(土)

昨日の大繁盛の余韻をひきずりつつ、
店を開けた。

なんとなく今日は、
お客さんが少なそうなムードである。

しかし、
開店してほどなく、
2人のお客さんがやってきた。

この調子で今日も大繁盛かとおもいきや。

このお客さんが店を出ると、
また元の閑散とした店にもどった。

フラウボウとハモンが、
楽しそうにおしゃべりをはじめる。


よい機会なので、
お好み焼きの、
マグネットコーティング的パワーアップの
実験を行おうと思う。

わたしは、以前から気になっていたマヨネーズがある。

それは、たこ焼き屋さんや、
お好み焼き屋さんで出てくる、
白い、とろとろのマヨネーズだ。

あれの正体がどうしてもわからない。

そこで見当をつけたのが、
フレンチドレッシングである。


フレンチドレッシングの構成物質は、
マヨネーズのそれとほとんど変わらない。
酢や玉子、油の量がちがうだけなのだ。

しかし、普通のフレンチドレッシングではおもしろくないので、
シーザーサラダ用の、
パルメザンチーズや、
ガーリックを含んだものを試してみようと思う。

パルメザンチーズをふんだんに使った、
我が国の機体のベースと相性がよさそうだし、

おたふくソースによる表面仕上げは、
完璧ではあるが、

普通のマヨネーズでは、
あの、重厚かつ強力な、
甘くせつない味を、サポートしきれていない気がするのである。

わたしの推測では、
このシーザーサラダ用のドレッシングを投入することによって、

生地のチーズを援護しつつ、
耳の後ろのあたりをつんざく酸味が、
おたふくソースの切ない感じを、
いっそう引き立てる効果があるのではないかと思うのだ。


さっそくお好み焼きを焼いてみる。
いい焼け具合だ。


そこへお客さんがやってきた。
友人のI夫妻である。

このお好み焼きはI夫妻の注文に転用された。

実験は次の機会に持ち越しとなった。



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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、労役:補欠フラウボウ
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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
2008/02/16 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(28) | トラックバック(0) | page top↑
【国政だより1号】 政府が学割導入を検討。
慈恩弘国民のみなさんこんにちわ。
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。


さて、

このほど、我が慈恩弘国暫定国王である、
ランバラル大尉が緊急記者会見を行い、

国民からの戦費調達システムに
一部改正を行うことを発表しました。


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先日、我が慈恩弘国に、
初の女子高生が訪れてくれた。

観光とはいえ、
日本の若者に、
我が国を訪問してもらい、

我が国の現状、
ジオン公国民が歩んできた歴史などを
知ってもらうことは、

大いに価値のあることである。


また、
我が国のモビルスーツ焼きは、
製造に手間とコストがかかるので、
普通のお好み焼きより、
若干上代設定が高く、
女子高生の財布を圧迫しかねない。


そこで、
我が慈恩弘国政府は、
自称でかまわないので、

高校生以下のお客様には、
10%程度の学割制度を導入することを、
前向きに検討しはじめることになった。

保護者同伴の場合はどうするのか。
あきらかにおっさんと思われる人物の申請を、
どう扱うのか、など、

課題も多いが。


最大の課題は、
このランバラルが、
レジの値引き機能を理解することである。


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以上、宇宙世紀008年2月16日の
慈恩弘国国政だよりでした。
http://www.ms-06zaku.com/

(内閣府)
2008/02/16 | 【国政だより】 | コメント(30) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080215
宇宙世紀008 2月15日(金)くもり時々晴れ

今日は、
いろんな記念すべき出来事がおこった日となった。

まず、暖簾を出して、
営業をはじめてすぐ、

かわいい女のコが2人入ってきた。
なんと、女子高生である。

女子高生がお好み焼き屋に出入りしてはいけないという法は無いが、
まさか我が国にかぎって、
このような来訪があるとは、
夢にも思っていなかったのである。

開口一番わたくしが、
「この店はこんな風な趣旨の店ですが、
 ご存知でいらっしゃったのですか?」
とたずねると。

「知ってて来ました。」
という返事であった。

二人は、シャア専用ザク焼きとドム焼きを、
美味しいと言って食べてくれた。
また、メニューなどを写メに撮ったりして、
楽しそうに過ごしてくれた。

わたしは満足であった。

次に常連のN伍長がやってきた。
今日はめずらしく焼きメッサーラを注文してくれた。
彼の定番は普通のお好み焼きなのだ。
勝手につくらなくてよかった。

女子高生が帰っていくと、


以前よりご予約をいただいていた、
Tさまご一行がやってきた。

なんとお子さんなど含めて、
総勢11人のご予約である。

6畳の和室。
アバオアクー席にご案内する。

ほどなく、
常連宣言をしてくれた、
タニタク2等兵が、
元ジオン公国民1人を連れてやってきてくれた。

さらに、
この日電話でご予約をいただいた、
3名さまがやってきた。
ソロモン席にご案内する。


さあ、ここからが大変である。
前代未聞の、
17名さま同時接待である。

ハモンとフラウボウは、
お水とお箸を出すだけで、
大忙しである。

そして、
アバオアクーの団体様から注文が入った。
大量のモビルスーツ焼きの発注である。

その中に、ドム焼き3機というのがあった。
これは、一つずつお出しするわけにはまいりますまい。

3枚同時に焼かねば、
ジェットストリームアタックという、
役が成立しない。

わたしは、ソロモン席のお客様のぶんも含めて、
計6枚のお好み焼きを同時に製造した。

ほどなく、ドム焼きが完成した。

フラウボウの協力で、
ジェットストリームアタック、
縦列おはこびで納品する。

うけた。


しかし、その直後、
事件が起こった。

返す刀でソロモン席のビグザム焼きを作ったが、
よくオーダーシートを見てみると、
ビグザム焼きではなく、
ビグザムもも肉のガーリックソテーであった。

痛恨のはやとちりである。


そんなわたしの窮地を救ってくれたのが、
タニタク2等兵であった。

「そいつわもらったー。」と
手をあげてくれたのである。
九死に一生とはこのことである。

しかも、
タニタク2等兵ならでわの、
マニアックなオーダーによって、
若干、料理の製造順が混乱していたのだが、

ビグザム焼きを食べなければならなくなったので、
知ってか知らずか、
それらをキャンセルしてくれたのだ。


「ララア、見えるよ、料理をつくる順番が。」


その後のわたしは、
鬼神のごとく破竹の勢いでお好み焼きを製造した。


ビグザムもも肉ガーリックソテーと、
ヒートロッド(焼きそば)、そして、
ザク焼き、
ドム焼き、
シャア専用ザク焼き、
シャア専用ゲルググ焼き、

を同時に生産。

さらに、つぎつぎにいただく、
嬉しい注文。

それらを無心にこなしてゆく。

いつのまにかわたしは、
「ふりむくなアムロ」を口ずさんでいた。

このときのわたしの高揚感は例えようも無い、
わたしの耳には、
すでに、銃声も悲鳴も聞こえておらず、
ただ、お好み焼きの神との邂逅を楽しんでいたのかもしれない。


ソロモン席のお客様が出国の申請をおこなった。
なんと、こちらの客様をもって、
建国以来、ちょうど100人目のお客様となった。

ささやかな記念と、
日頃のご愛顧に感謝の気持ちをこめて、
スタンプカードのハンコを、よぶんに押してあげた。


タニタク2等兵達も、次回の再会の約束をして、
自分達の戦場へもどっていった。

ありがとう、タニタク2等兵。
このランバラル。
戦場でうけた恩は、生涯忘れはしまい。


営業時間を少し過ぎて、

アバオアクーのお客様。

続いて、N伍長が出国の手続きにはいった。
N伍長も生ビールを順調に5機撃墜し、
めでたく軍曹に昇進した。
我が国の出世頭である。
今後もエースパイロットとして、
大いに活躍してもらいたい。

時計を見ると、
12時になっていた。

今日は、ハモンもフラウボウも、
八面六臂の大活躍であった。
あらてめて、2人の存在の大きさに、
感謝するしだいである。

そして、この日、
最後の記録が打ち立てられた。
売り上げ総額、
48910円。

約束の銀の皿まで、
シャア専用ザク焼き1機まで迫った。



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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン、労役:補欠フラウボウ
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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
2008/02/16 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(17) | トラックバック(0) | page top↑
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