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慈恩弘国営業日報0080404
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。


宇宙世紀008 4月4日(金)晴れ


我が国の存在が、
いっきに世界中の知るところとなった。

4月1日のエイプリルフールには、
世界中で嘘が頻発する。
多くのメディアが洒落のきいた嘘を競い合う。

そんなエイプリルフールのジョークのひとつとして、
我が国の存在が紹介されたようである。

連邦軍の支配する、
この現代の日本において、
我らジオン公国の存在は、
すでに前世紀の伝説となっている。

まさかジオン軍の占領地が京都に存在するとは
思いもよらなかったようである。


しかし、その存在が、
嘘や幻で無いことを、世界が知るために、
そう時間は必要なかったようである。

この3日間、
わたしのjpg画像を貼り付けただけの、
ぺらんぺらんのサイトに、
連日5000件を超えるアクセスが集中している。

gooランキングでも、
ついにランキング順位の数字がつけてもらえるようになった。
http://ranking.goo.ne.jp/keygraph.php?kw=%BB%FC%B2%B8%B9%B0%B9%F1&IMG.x=40&IMG.y=11


そのせいか、
昨日は怒涛の忙しさであった。

大阪の会社のご同僚4人で、
はるばるお越しになられたり、

いきつけのヘアーサロンで話題になって、
こられた方もいた。

また、東京のとある会社の社内で話題になって、
京都に出張が決まっていた方が、
社を代表して偵察の任務を命じられ、
お越しになられた。

しかもこの方の会社の用事は、
朝の11時に終わったそうである。
開店のだいぶ前から我が国の国境付近をうろうろされておられた。



今日はフラウボウ4号の本格デビューの日である。
フラウボウ4号は、飲食店でのアルバイト経験があり、
新人とはいえ、
たいへんよく働いてくれた。

しかし、アバオアクーを攻めるには数が少なすぎた。

奥の宴会用の座敷、
アバオアクー席の団体様の注文が入ると、
わたしたちはすぐにてんてこ舞いを踊った。

そんな時、
フラウボウ2号がなにやら手荷物をぶらさげてやってきた。

今日はお客さんです。
と言ったような気がするが、
すぐに、

手伝いましょうか?

と言いなおした。


かたじけない。

フラウボウ2号はすぐに制服に着替え、
手伝いをはじめてくれた。

しばらくして、
この春、優秀な成績をおさめ、
我が国を卒業した初代フラウボウが、
会社帰りに帰省してくれた。

しばらく見ないうちに、
大人の感じになっていた。

今日はお客さんです。
と言ったような気がするが、
すぐに、

手伝いましょうか?

と言いなおした。


かたじけない。


なんといいフラウボウ達だ。
今日は豪華絢爛。
フラウボウ3人体制での運営となった。


我が国には一つのスローガンがある。
それは、
「1日の売り上げが5万円越えたら銀の皿」。

というものだ。

これは、1日の売り上げが5万円を越えたら、
その日のメンバーに「銀の皿」という、
ちょっとお高い出前のお寿司をご馳走するというものである。

この日の売り上げはついにそれを超えた。


店に歓声が上がる。

しかし待てよ。
今日は5人で営業したので、
5人分の銀の皿。

たぶん前回同様ハモンが自分の好きなものを
好きなだけ5人分注文するだろう。


赤字だ。


最後のお客様が帰った後、
ハモンが奥から、
いちごのいっぱいのった、
かわいいケーキを持ってきた。

フラウボウ2号が
新人フラウボウ4号のために焼いてきたもので、
ホールの半分を、
私たちにわけてくれたのだという。

聞けば、
今日は、フラウボウ4号の誕生日だったそうだ。

フラウボウ2号は、
店にお客さんのふりをしてやってきて、
親友である、フラウボウ4号の誕生日を、
このケーキで祝ってやるつもりだったのだ。

わたしはそんな事にはまったく気づかず、
あわただしい誕生日にしてしまった。


3人のフラウボウ達の優しさを想いながら、

わたしはそのケーキをいただいた。




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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、 オーナー:ハモン、
労役:初代フラウボウ、フラウボウ2号、フラウボウ4号
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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/




2008/04/05 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(15) | トラックバック(0) | page top↑
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