慈恩弘国営業日報0080530
わたしの名前はランバラル
数知れぬ死線をくぐり抜けてきた
ジオン公国の元軍人だ。

宇宙世紀008 5月30日 曇り


さあさあ、そこ行く旦那、
おっと、そこの嬢ちゃんも。

ちょっとおいらに一口のってみねぇかい?

ランバラルのぉ、あらよっと!
「超能力競馬予想~!」

おいおい、ここは拍手だよ。


さあ、今週末は東京競馬場でいよいよ、
東京優駿、いわゆる日本ダービーが開催だぁ。
待ちに待った大勝負。
いっちょ人生賭けてみようたぁ思わないかい?

なんで突然ランバラルが競馬なのかって?

馬鹿いっちゃいけねぇよ。
あっしはもともと博打が大好きなんですよ。
勝つか負けるか、一発勝負。

そんな見通しの立たない戦いが大好きな軍人なのさ。

おかげで一年戦争ん時ぁ、さんざんだったけどね。
ま、こうやって生きてるわけだし、
結果オーライってとこよ。

それによ、
このところやけに家のガス警報機が鳴ると思ってたらよ、
試しに点検の人に見てもらったら、
なななんと、店の給湯器に、
そっこーで使用禁止の赤札はられちゃったんでぇ。

点検の人が、家の裏庭にある給湯器のところから、
「お湯出してくださ~い」って言うから蛇口をひねったんでぇ。
するとすぐに、
「とととと、止めて、止めてくださいっ!」って叫ぶんでさぁ。

「どおしたんでぇ」って聞いてみると、
水が漏れてるわ、排気口から火が出てるわ、
きわめつけが、
不完全燃焼してて、
一酸化炭素が発生している可能性があるっていうじゃねぇか。

おいおい、うっかりしてたら、
こちとら死んじまってたって事かよ。べらんめぇ。

しかも、
もう古い機種なもんで、修理しようにも部品がねえってんで、
新品を買うはめになったんだけど、
業務用だと20万から30万するっていうじゃねぇか。
そんな金どこにあるってんでぇ。

すると点検の兄ちゃん。
家庭用ですが、今なら本体価格168000円の機種を、
設置工事費込みで、
154000円でお売りできますがどうでしょうっていうもんで、

「おう。そいつは渡りに舟で都合がいいや、
 いっちょ、そいつを持ってきておくんな。」って勢いで頼んじまったんでぇ。

あとでインターネットで調べたら、ちょうどその機種を、
半額でセールやってる店を見つけたんで、
キャンセルしてそっちに頼もうかなと思ったんだけど、

点検の兄ちゃんも、設置に来た兄ちゃんも、
いいやつでよう。
ガンダムが大好きだっていうじゃねぇか。

設置に来た兄ちゃんなんか、
本当に話しこんじまって、
こちとら嬉しくなっちまってよう、
ついでに余分に金はらって、
10年保障にもはいっちまったって次第よ。

お人よしだって笑う向きもいるでしょうが、
あっしはなんたって「ランバラル」の看板しょってんだぜ。

砂漠で硬いパンをかじってる見ず知らずの少年に、
豪華なランチをご馳走してやる気風(きっぷ)のよさが、
あっしの、あっしたるところじゃねえか。

「この機種、半額セールやってましたよ、
 もっと勉強してくださいよ。」なんて尻の穴の小せえこと、
言えるわけがねえって話よ。

もちろん給湯器の支払いは、
その場でばばーんと一括現金払い。

なんとかランバラルの面目は保てたものの、
おかげで財布はカラッケツ。


そんなこんなで、
ダイナミックな資産運用をしようってのが事の次第さ。

さあさあみなさん、お立会い。

ランバラルの超能力勝ち馬予想だよ~。


そもそも競馬の勝ち馬予想なんか、
真面目にやってる奴の気が知れないねぇ。

やれ馬体重がどうの、血統がどうの、オッズがどうの。

一生懸命計算して考えたってよう、
だいたい畜生のやることなんざぁ、
人間さまに予想ができる訳がねぇ。

だからね。
いっそのこと乏しい超能力を発揮して、
潜在意識にでも聞いたほうが、
はるかにましってこった。


やり方は簡単だ。

金のクサリの先に水晶のおもりのついた、
「フーチ」っていうふりこを使うんでぇ。

そして出走馬の生体エネルギーを感じ取って、
エネルギーの強さで勝ち馬を占うって寸法よ。

エネルギーの段階は、
大きく分けて4段階あって、

1)この世     (物理的・生理的次元、エーテル体)
2)あの世→幽界(アストラル次元、アストラル体)
3)あの世→霊界(カラーナ次元、メンタル体)
4)あの世→神界(プルシャ次元、コーザル体等)

当然、神さまに近いほうがエネルギーが高いわけだけどよう、
案外ここまでぶっとんだ馬は、
かえって、びりっけつになったり、
出走停止になったり、
中には旗手をふりおとしたりしやがるんで、

あっしは買わないようにしてまさぁ。

ま、前置きはさておき、
超能力予想の結果をいうぜ。

まず、勘のよさそうなフラウボウ2号にもやってもらった。

最初はおもしろそうだって、
キャッキャいいながらやってたんだが、
なにせ出走馬は18頭もいるもんだから、

途中から飽きてきたみたいでよう、
どうも後半、集中力が散漫になってたみてぇだから、
信用できねぇが、

ま、彼女の超能力に賭けるならこうでぇ。

1着、7番スマイルジャック(カラーナ次元、メンタル体、超意識レベル)
2着、5番アグネススターチ(カラーナ次元、メンタル体、超意識レベル)
3着、4番タケミカヅチ(カラーナ次元、メンタル体、超意識レベル)
4着、3番ブラックシェル(カラーナ次元、メンタル体、潜在意識レベル)


そしてあっしの超能力予想はこうでぇ。

1着、18番クリスタルウィング(カラーナ次元、メンタル体、超意識レベル)
2着、7番スマイルジャック(カラーナ次元、メンタル体、超意識レベル)
3着、2番サクセスブロッケン(カラーナ次元、メンタル体、超意識レベル)
4着、8番アドマイヤコマンド(カラーナ次元、メンタル体、超意識レベル)

気になるのは、1着に予想したクリスタルウィングだけどよう、
こいつ、片足神の世界につっこんでんだよね。
ちょっとやばいかもしれねぇ。

こいつを外すとなると、
フラウとあっしは二人とも
スマイルジャックってことで一致してやすが、
はたしてどうなりますことやら、

結果は日曜のお楽しみってこった。

ちなみに、
フラウボウ2号は、
7番スマイルジャックの一点を複勝で500円買い、
あっしは、予想の4頭を1000円づつボックスで買うつもりでさあ。

もちろん、
畜生のかけっこに、
あてにならない勘ではりこむんだ。
爪の先ほども信用できねぇ。


ワイドで買わせてもらうぜ。





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本日のクルー
店長:ランバラル大尉
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/05/30 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(18) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080527
わたしの名前はランバラル
数知れぬ死線をくぐり抜けてきた
ジオン公国の元軍人だ。

宇宙世紀008 5月27日 晴れときどき曇り


「兄さん!兄さん!」

「なんだドズル、うるさいぞ。」

「兄さん!どこにいるんだよ、
 おっぱいしか見えないよ。
 兄さん!」

「うるさいなぁ。おい君。
 もう少しカメラから離れたまえ。
 これでいいか。
 ドズル。わたしが見えてるか~。」

「あっ、ギレン兄さん。
 なんだって兄さんとこの秘書は、
 いつもカメラにおっぱい向けてんだよ。」

「おまえが喜ぶかなと思って。
 それに、興奮した父が、
 なにかの拍子に、グレートデギンを手放すかもしれないだろ。」


「何のんきな事を言ってるんだよ。
 そんな事より兄さん。
 ア・バオア・クーからの援軍はどうなってるんだ。
 兄さんは、このソロモンに
 落ちろと言うのか!」

「ビグザムを送っておいただろ。
 あれ一つで、一個師団分の戦力にはなる。」

「兄さん、戦いは数だよ。」


「ふっ。お前の事だ、
 そう言うと思って、
 ビグザムを一個師団分送っておいたよ。」


「一個師団の威力のあるビグザム1機を、
 一個師団分。・・・1×1=1

 ・・・・・・・・・。

 兄さん。バカにしているのか。
 戦いは数だよ。」



「ドズル。わたしはお前のそういうところが
 昔から好きだよ。
 もってくれれば、ジオンは勝つよ。
 じゃあな。」

ブツ。

「あっ、兄さん。おい。
 勝手に切るな!」

プシー。

「ドズル閣下。お話の途中失礼します。」

「なんだ。」

「ガデム大尉がたった今、
 10万隻のパプア級補給艦とともに、
 ソロモンに帰還しました。」

「10万隻のパプアだと?」

プシー。

「ドズル閣下。ガデム大尉、ただいま帰還いたしました。」

「おお、ガデム、ご苦労だったな。
 10万隻のパプアとは、どうしたことだ。」

「はっ、ギレン総統閣下がドズル閣下に持っていけと、
 わたくしに託されました。
 中身は新型モビルアーマービグザムだそうです。
 目録によりますと、全部で10万機あります。」

「ビグザムが10万機・・・・・・・。
 イヤッホー!
 兄さん。あんなこと言って、
 ちゃんとわかってくれてたんじゃないか。
 やっぱり兄さんは、かしこいなぁ。
 頼りになるよ。
 戦いは数だよ、数。
 よーしこれで楽勝だ。」


「ドズル閣下!敵襲です。
 敵、連邦軍の大艦隊が、ソロモンに迫っています。」

「はははははは。おあつらえ向きじゃないか。
 さっそく全ビグザム出撃だ。
 わたしに続け~!」


がちょん。がちょん。がちょん。がちょん。×100000機
どどどどどどどどどどどどどどどどどど。×100000機


びしゅうん。びしゅうん。
びしゅうん。びしゅうん。

キン、コン、カン、コン、キン。

「はははははは、戦艦の遠距離砲などビクともしないわ。
 これでもくらえっ。
 全ビグザム、メガ粒子砲発射。」

どばばばばばばばばば。

どかーん。ずしーん。ぼかーん。


「はははははは、圧倒的じゃないか。」

どかーん。ずしーん。ぼかーん。
ばかーん。どどどどどど。どかーん。
ぱりーん。
ばりばりばりばり。
ぼかーん。どかーん。
ぼんぼんぼんぼんぼん。

ずしーん。

「うわあ。なにごとかっ。」

「左舷中破。友軍のビグザムのメガ粒子砲が被弾したようです。」

「なにいっ。

ばかーん。どどどどどど。どかーん。
ぱりーん。
ばりばりばりばり。
ぼかーん。どかーん。

「ビグザム13527号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム256号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム137号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム52638号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム8623号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム964号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム86741号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム25827号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム6256号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム45137号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム38号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム34983号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム96844号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」

「ビグザム35841号大破。
 友軍のビグザムのメガ粒子砲が誤って被弾したものと思われます。」


ばかーん。どどどどどど。どかーん。
ぱりーん。
ばりばりばりばり。
ぼかーん。どかーん。


「うわあっ!」

「あああー!」

「やめろー。撃つなー。
 こらっ。全機、撃つのをやめろー!」


ばりばりばりばり。
ぼかーん。どかーん。
ぼんぼんぼんぼんぼん。
きいいいいいいん。

「哀しいけど、これ戦争なのよね~。」

「ドズル閣下!
 股間に敵機接近中。
 足の爪ミサイル発射します。」

ぽちっ。

「ああ、やめろ!
 それを発射してしまうと、
 足の指が無くなって、歩けなくなるんだって。」

ずしーん。

「ドズル閣下。
 ビグザムの股間に強い衝撃。
 何かが激突したようです。」

「ああっ、ガンダムがインケツしてますっ!」


「・・・・・・・・・。
 わたしは先に脱出する。
 あとはお前たちでどうにかしろ。」


どかーん。ずしーん。ぼかーん。
ばかーん。どどどどどど。どかーん。
ぱりーん。





「あなた。」

「やらせはせん。やらせはせんぞ!
 やらせは・・・・。」

「あなた。」

「あなたっ。」

「はっ。・・・・・・・・・・・・・夢か。」

「どうなさったの?ひどくうなされてましたわよ。」


「ああ、ハモン。
 水を一杯くれないか。」

「また戦争の夢でもみてらしたの?
 このごろは、みなくなってましたのにねぇ。」

「ふうー。閣下の夢をみたよ。」

「まあ、ドズル閣下の?」

「ああ、」

「どんな夢?」



「閣下は、・・・あいかわらずだったなぁ。」

「そう・・・・・・・・・。」






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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、オーナー:ハモン
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/05/28 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(17) | トラックバック(0) | page top↑
【国政だより第11号】ランバラル大尉、元気に公務復帰。
慈恩弘国民のみなさんこんにちわ。
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。


はじめに、


おととい、無事手術を終え、
退院したランバラル大尉が、
昨日開かれました閣議に元気な姿で出席されました。

その様子が
特別に全国民に公開されましたので、
ごらんください。


ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!

「ランバラル大尉、まずは退院おめでとうございます。」

「ありがとう。」

「わっはっはっはっ、大尉(たいい)が退院(たいいん)とは、
 傑作ですな。」


ポチッ!
ぱかん。

「ああああああ~。」


「ジオンに下品な男はいらん。」

ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!



「しかし大尉、30年前にホワイトベースに突入した時に受けた
 銃弾の摘出手術とは、
 長年にわたる苦痛、ご苦労様でした。」

「ありがとう。」

「あれ?わたくしが聞きおよびましたのは、
 去年の町内の運動会で、パン食い競争に出場した時、
 ゴール直前で転倒して右手首を骨折し、
 今回の手術は、その時入れた金属プレートを
 摘出する手術だったのではないですか?

 ま、たいい(大尉)した事がなくてよかったですな。
 わっはっはっはっ。」


ポチッ!
ぱかん。

「ああああああ~。」


「ジオンに下品な男はいらん。さん、はいっ。」

ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!



「手術は、一時、意識を喪失する大手術だったそうで。」

「ま、まあな。
 全身麻酔だから、勝手に喪失するんだけどね。」

「病室でぼんやり意識が戻った時、
 そこにいたナースに、
 独身ですか。独身ですか。ってしつこく聞いて、
 一生懸命口説いてたそうですね。
 ハモン様の目の前で、

 大尉もおふざけは、たいい(大尉)がいに、しませんと、
 ハモン様に逃げられますよ。
 わっはっはっはっ。」


ポチッ!
ぱかん。

「ああああああ~。」


「ジオンに下品な男はいらん。さん、はいっ。」

ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!



「大尉、花が届いております。」

「おお、退院祝いの花か。
 気の利く方がいるものだ。」

「いえ、大尉とハモン様のご結婚記念日の
 お祝いの花です。」

「いまごろかいっ。
 誰からだ。」

「ハマーン様からです。」

「くれぐれも失礼のないよう、
 丁重なお礼の返事を出しておくように。

 しかし、ものすごい花だな。
 珍妙というか、奇怪というか、
 伊藤潤二のマンガみたいな花だ。

ハマーンさまの花


 よくここまで、
 見たことも無いような怪奇植物を集めてきて、
 束にしたものだ。
 ハマーン様のご趣味かな。」


「いえ、東寺の近くの花屋さんのご主人が、
 ハマーン様のご依頼で、
 我が国のイメージでアレンジしたものらしいです。」


「我が国のイメージ・・・・・これが・・・・・。

 よく見たらあれだね。
 なかなかキュートな感じじゃないか。
 この、横からぴろ~んと伸びた花なんか、
 まるで、ジオングの有線サイコミュみたいでさあ。」


「わっはっはっはっ。   ご冗談を。   」


ポチッ!
ぱかん。

「ああああああ~。」


「ジオンに下品な男はいらん。さん、はいっ。」

ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン!



「大尉、重要なお知らせです。
 我が国の最新メニュー、
 敵艦チーズサラミス・アコースクラッカー付の主原料、
 チーズサラミが手に入りません。」

「ジャスコにもう売ってないんだろ。知ってる。
 どうせ、イセリナ様みたいに、スーパーマツモトとか、
 どこかその辺のスーパーに売ってるさ。
 よく探せ。怠慢だぞ。」

「いえ、製造元の日本ハムに問い合わせたところ、
 もう、その商品の販売はしないそうです。」


「・・・・・・・・・・。」


「たいい(大尉)へんだ!」
「たいい(大尉)へんだ!」

「たいい(大尉)へんな事になりましたぞ大尉!」

「たいい(大尉)へんじゃないですか、
 だからジャスコなんかで衝動買いしちゃいけないってあれほど!」


ポチッ!ぱかん。「ああああああ~。」
ポチッ!ぱかん。「ああああああ~。」
ポチッ!ぱかん。「ああああああ~。」

ポチッポチッポチッポチッ!
ぱかん。「ああああああ~。」
ぱかん。「ああああああ~。」
ぱかん。「ああああああ~。」

ぱかぽかぱかぱかぱかん。
「ああああああ~。」

ポチッ!

ポチッポチッポチッポチッ!





がちゃっ。

「あら、あなた、みなさんもうお帰り。」

「まあな。そうだハモン、昼メシにするか。」


「そうね。今日のお昼ご飯代は、安くすみそうね。」


ぱたん。

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以上、宇宙世紀008年5月24日の
慈恩弘国国政だよりでした。
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(内閣府)
2008/05/24 | 【国政だより】 | コメント(19) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080521
わたしの名前はランバラル
数知れぬ死線をくぐり抜けてきた
ジオン公国の元軍人だ。

宇宙世紀008 5月21日晴れ

わたしは今、神妙な気持ちで病院のペットに横たわっている。
数時間後には手術台の上にいるはずだ。

なんの手術かと言うと、ホワイトベース突入の際、
右手首に受けた銃弾を摘出するためというのは建て前で、
去年、町内の運動会でパン食い競争に出た際、
ゴール直前でころんで右手首を骨折。

回復したので骨を固定していた金属プレートを摘出する手術だ。
気がかりなのは
手首を切り裂き、肉をかき分け、骨に到達する手術なのに、

主治医のフクダ先生は、
「明日退院できますよ。
あさってからお好み焼き屋さんですか?
できますよ。」と
気楽なことだ。


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本日のクルー
店長:ランバラル大尉
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/05/21 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080520
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。


宇宙世紀008 5月20日(火)雨のち晴れ


先週末の営業も忙しいものになった。
特に17日(土)は、
昼間の貸切営業で、
福井県から、総勢20名以上の同胞が、
やってきてくれたので、

夜の営業もあわせると、
ついに我が国の一日売上げ目標である、
10万円を突破してしまった。

がんばってくれたフラウボウに、
またごちそうしてやらねばなるまい。


戦争にはルールがある。
当然、我が闘争にもルールを設けている。
そのひとつが南極条約だ。

南極条約は、おおきく3つの柱からなっている。

一つは、コロニー落としや、核兵器などの、
無差別大量殺人兵器の使用の制限。

一つは、サイド6やソドンの町などの、
中立地帯の設定。

最後に、捕虜の取り扱いに関する規定だ。

フラウボウは、我が国の捕虜である。
戦後、官軍である連邦軍が作成した、
一年戦争の記録フィルムでは、
アムロとかいう少年が、
彼女をさっそうと救出したことになっているが、

実際のところ、
砂漠でふらふらしていた彼女を、
助けてやったのは、わたしだし、

ホワイトベースで、
ろくに食べ物を与えてもらえず、

しんぼうたまらずに逃げ出して、
ささやかな所持金をはたいて、
わずかなパンとミルクをむさぼり食っていた、
いい目をしているアムロとかいう少年に、

ちゃんとした定食をおごってやって、
腹いっぱいにしてやったのも、
わたしだ。

以来、すすんでわたしの捕虜となった二人は、
いまだ南極条約に基づいた待遇で、
我が国に奉仕してくれている。

平和の時代となった今では、
有名無実の条約であるが、

わたしはそれを守ることによって、
自分は、テロリストではなく、
革命家なのだと自負する、
よりどころとしているのだ。

つまらない自己満足だと笑う者も多かろう。
しかし、これがわたしの戦いにおけるこだわりなのだ。


南極条約における捕虜の扱いは、
多岐にわたって規定されている。

今のように、労役に就かせる場合も、
時給、労働時間、祝日の設定、シフトの自由、
人権の尊重、などが規定されている。

フラウボウも、アムロとかいう少年も、
実によく我が国に尽くしてくれている。

わたしは二人の献身的な労働に、
心から感謝しており、
最大限その希望を尊重しようと思っている。

しかし、
時給や、労働時間などは、
わたしの努力でどうにでもなるが、
人権の尊重にいたっては、

我が国をおとずれてくれる同胞諸君の協力が必要である。


フラウボウは、
最初にお酒を出す時にかぎり、注いでくれたりするが、
その後、お酌などはしない。

また、当然紳士たるジオン国民は、
フラウボウに触れてはならない。

お客様と一緒に出勤してくることも、
一緒に退勤することも禁止している。

拘束時間外の身分や住居、出勤ルート、
所属団体なども、
店内においては基本的に口外禁止だ。


そして何より、写真撮影などによる、
顔の露出を禁止している。


これらの点において、
我が国をおとずれてくれた同胞は、
今日まで、ほぼ100%守ってくれている。

わたしはあらためて、
ジオン国民の誇りの高さ、
美しい人間性に、
感謝と尊敬の意を示したい。

戦後、連邦軍は、
われらジオンの残党を、
「おたく」と呼んでさげすんできたが、

常識人をきどった、無神経で無関心な人間より、
熱い想いで何かに熱中するわれらのほうが、
はるかに魅力的であり、
楽しい人生をおくっていると思わないか。

そのうえ、他人にたいする配慮がある人くらい、
すばらしい人はいますまい。


フラウボウの両親をはじめ、
彼女から家族を奪ったのは、
我が国の凶弾である。
恨みが無いといえば、嘘にきまっている。

にもかかわらず、
彼女は楽しいおしゃべりと、笑顔で、
わたしたちに接してくれている。

憎しみからは、建設的なものは、
何も生まれない。

慈愛と友愛からこそ、
大切な絆が生まれるのだということを、
彼女は身をもって教えてくれている。


同胞諸君。
これからも彼女を守り続けてやってくれ。
そのぶん、
わたしや、わたしの店、メニューなどは、
自由に撮影してかまわない。

むしろ、我が国のプロパガンダのために、
おおいに利用してくれたまえ。



ときどきヘルプに入ってくれる、
アムロとかいう少年にいたっては、
人権的配慮は、
フラウボウの20%減でかまわないと思うが、

パイロットによって、
性能がまるでかわってくるから、
計算のやりなおしが必要かもしれない。


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本日のクルー
店長:ランバラル大尉
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2008/05/20 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(14) | トラックバック(0) | page top↑
庭球にかける青春6
庭球6


みなさま、おはようございます。

エナジー中野でございます。


およそ、30組のなかから、
第1回戦を突破したわたくしたちは、

その時点で舞鶴市内における、
ベスト16位のコンビに昇格したのでございます。


きむら君は、
「良し。良し。」と、

うつむいて地面を誉めております。


この男とはこの時の縁以来、
浪人時代を経て彼が大学に合格するまで、
懇意に交流を続ける事になるのでございます。


どの校も、戦力のおおかた半分を失っておりました。


我らがセコキントリオも、
わたくし達を除いて姿を消してございます。

わたくしたちは、
Cコート仲間から、
しばし英雄として讃えられたのでございます。



いよいよ2回戦。

なんとその試合は、
あの輝かしい垂涎のコート、
憧れのAコートで行われました。


練習でも、試合でも、
堂々と立ち入ったのは、
この時が初めてでございます。

粒子の細かい白い土で、
どこまでもフラットな美しいコートは、
すっかり高くなった太陽光線を反射して、
いっそうまぶしく輝いていたのでございました。


共に辛酸をなめた相方のきむら君も、
感慨ひとしおだった事でございましょう。


しかし、対戦相手は最悪でございました。
城南中学の四天王のうちの2人のコンビで、
もちろん優勝候補の一角でございました。

わたくしどもが、たいした実力を有していない事は、
どうやら我が校の上層部の連中が先方に耳うちしていたようで、
最初から、やる気のない態度でございます。

浅黒い南方系民族を思わせる、
城南コンビ。

いかにも強そうでございます。


それに比べて、
色白で、頼り無さげなわたくしどもは、
いかにも脆弱にうつった事でございましょう。

しかしそこに、
いちるの望みがあったのでございます。

その時のわたくしたちは、
皆にさんざんおだてられたせいで、

「我々は、人口10万人の舞鶴で、
 16位に入る実力をもっているのだ」という勘違いと、

自らの実力で、
あの地獄のようなCコートから、
憧れのAコートにのぼりつめたのだという
根拠の見当たらない自信に溢れていたのでございます。


試合開始。

連中がはじめて目の当たりにする中野サーブは、
面白いように決まりました。

大袈裟なモーションで放たれる、
超ひねくれたスロー変化球は、

パワーテニスを得意としていた連中を翻弄し、
何度もつんのめらさせ、
ミスを誘いました。


しかしサーブ権が移行すると一転、
連中の独壇場でございました。

レーザービームのような、
城南の背の低い後衛が放つファーストサーブは、
まったく手が出なかったのでございます。


きむら君は正義を重んじる男でございましたが、
自分の都合が悪くなると価値観があやしくなります。

「今のサーブ絶対入っとらんで。」と
文句をいっております。


ラリーに持ち込まれても、
もともと実力の無いわたくしどもには不利でございました。
緩急をつけた見事な返球で、
前後左右に打ちわけられ、

わたくしどもは、
苦戦を強いられました。


しかし連中も、
所詮はうちのAコートの連中と同じような、
エリート教育を受けたぼっちゃん育ちでございます。

攻撃に独創性がございません。

わたくしをできるだけ右に走らせ、
とどめをわたくしの左側、
むずかしいバックハンドで失敗を誘うという
基本パターンは崩せなかったのでございます。


このセオリーに対して、
わたくしには2つの利点がございました。

1つは、
わたくしは、フォアハンドはちゃんとドライブをかけて、
速い返球ができるのですが、
むずかしいバックハンドは、
打面が上を向く、くせのせいで、

ラケットを必ず下に振り抜き、
カットして返球するのでございます。

連中は、
とどめに、強烈に打ち込んだつもりのバック側からの返球が、
逆回転のかかった超スローボールなので、

城南の、浅黒い背の低い後衛は、
やはり何度もつんのめっておりました。


2つめは、
いくら左右にふられても、
わたくしは鈍足ながらも、
ボールを追い続ける事ができたのでございます。

それは、わたくしの運動能力に関する、
ほぼたった一つの長所。

持久力でございました。

わたくしは校内マラソン大会において、
1000人近い全校生徒のなかで25位の実力を
誇っていたのでございます。


試合は当初、善戦とはいえ、
城南のペースでございました。

しかし、予想以上に試合がもつれ、
後半にもなりますと、
わたくしは、
下手なくせにボールにしつこく食らい付く持久力を発揮し、
いつの間にか、
城南のエースと互角の戦いをしていたのでございます。


また、
我が白糸の監督先生は、
わたくしどもの試合などほったらかしで、
ございましたが、

この相手は、
どうやら城南の監督期待のルーキーだったようで、
試合開始からずっと、コートの後ろから、
監督が熱心に激をとばしておりました。


いろいろアドバイスがしてもらえて、
羨ましいかぎりでございますが、
まるでわたくしたちが諸悪の根源のような
いいようでございます。


わたくしは蛇のようにしつこくボールに食らい付き、
得意のカット打法で返球し続けます。

相手は、疲労とくせのあるボールのうっとおしさで、
いらいらしております。

きむら君は、
好転する状況に、
「良し。良し。」とガッツポーズをしております。

彼は、人がずるい事をするのには厳しい男ですが、
自分がその恩恵にあずかるぶんには、
あまりとやかく言わない人間でございます。


試合はもつれにもつれ勝負がつかず、
ついにファイナルゲームにもちこされました。

その頃になりますと、
さすがに我校の監督先生も異変に気づき、
Aコートにやってきておりました。

しかし、大半は城南の味方で、
ムードは、
「城南のエースやろ。
 こんな連中に負けるな。」

という雰囲気でいっぱいでございます。

そして、
観衆のなか、ファイナルゲームはさらに熾烈を極め、
デュースに持ち越された時。
相手のレシーブがサイドアウトいたしました。

勝利に王手でございます。

わたくしが、
「よっしゃ!」と申しましたが、
審判の判定は「イン」でございました。

正義の男、きむら君が猛烈に抗議しております。


こういった事はよくございます。

試合に熱中しておりますと、
実際には、かなりのスピードが出ているボールなのですが、
それこそミリ単位で見えるのでございます。

試合の当事者は全員、
このボールがアウトである事は自覚しておりました。

城南のコンビがニヤニヤしながら、
ポジションを変わってゆきます。

きむら君は、ブツブツ不満をもらしております。

アドバンテージ&マッチポイントを取られてしまいました。
あと1点で負けでございます。


その時。

あの敵意丸出しだった城南の監督が、




「審判。今のは出たで。」




と、申し出たのでございます。

・・・・静寂・・・・。




「審判!今のは出とったで!よう見とらんかい!」




・・・・静寂・・・・。

「あっ。すみません。
 ボールカウント、アドバンテージレシーバー
 レシーバーマッチポイント。」


別に歓声は沸き上がりませんでしたが、
城南のエースと、わたくしたちは、
無言で試合を再開いたしました。




結局試合は、わたくしたちが勝利しました。

城南の2人はベンチの横で、悔しくて半泣きになっており、
監督が背中をたたいて健闘をねぎらっております。


わたくしたちは、その次の3回戦では、
上級生にあっけなく負けましたが、

舞鶴市内ベスト8の称号を得たのでございます。


この時の功績が認められ、
わたくしときむら君は、Aコートに昇進して、
しばらく監督の指導のもと、

ちゃんとしたテニスを練習させられるのですが、

その正しい指導のおかげで、
すっかり調子が狂ってしまい、

Bコート、Cコートと転落するのに、
時間はかからなかったのでございます。
2008/05/16 | 庭球にかける青春 | コメント(36) | トラックバック(0) | page top↑
庭球にかける青春5
庭球5


みなさま、こんばんわ。

エナジー中野でございます。


まだ夏の日射しが残る秋のある日、

京都府民総合体育大会、
いわゆる府民総体が行われたのでございます。


この体育大会の一部門に、中学生のテニス大会があり、
わが舞鶴市でも、
その地方予選が行われ、
トーナメントで優勝、準優勝したチームは、
たしか、舞鶴を代表して本大会へ出場できるような仕組みだったと思います。

このあたりは記憶があいまいでございますので、
記憶違いがございましたら、
ご容赦くださいませ。


とにかく、
それまでわたくしは、
練習試合や、交流試合では、
勝つという事からは縁遠く、

また、日頃の練習においても、
まったく評価がされておりませんでしたので、

公式戦のレギュラーメンバーに選ばれるなどという準備は、
身も心もしてなかったのでございます。


焦りで眠れなかった前夜。

そのまま迎えた朝。

わたくしは、
夏の早朝を思わせるような朝霧の中を、
買ったばかりのテニパン(テニス用の白い短パン)を着込んで
家を出たのでございました。


その時の、
自分の焦りと興奮とは対照的に、
冷気の立ちこめる朝の匂いを、
今でも鼻の奥に記憶してございます。


この時エントリーした市内の中学校は、
わたくしの在籍しております、
白糸中学校をはじめ、
城南中学校、城北中学校、青葉中学校、和田中学校
の5校でございました。

それぞれの学校に有名な猛者がおり、
我が白糸には、
2年生のゆりさん、まつみやさん、

同級生では、
Aコートの嫌なやつの双璧。
なか君と、にしむら君あたりが有名でございました。

城南中学には4天王といわれた強い4人組。
城北中学には、眉毛の濃い上手いやつ。
青葉中学には、背の低い上手いやつ。
和田中学には、坊主頭の上手いやつがおりました。


この、それぞれの学校の上手いやつどうしは、
仲がいいのでございます。

我々有象無象のやからは、
眼中に無いといった態度でございます。


試合の会場となりましたのは、
なんと我が白糸中学校のテニスコートでございました。

開会のあいさつがおわりますと、
いよいよ試合開始でございます。

中学の軟式テニスは一般的に、
公式戦はダブルスだけでございました。

わたくしは後衛で、
サーブを打ったり、主に返球を担当いたします。
相方の前衛は、きむら君でございました。
ボレーやスマッシュなど、
ネット際での攻撃を担当いたします。

きむら君はとても真面目な男でございました。
お父さんが厳格な教師であったことに
起因していると思われます。

あるとき反省会で、
「今日はだらだらしていました。
 明日からはきびきび動きます」と
発言しましたところ、

Bコートの嫌なやつ、なかた君が、
「きびきび、きびきび、きびだんご」と
つっこみを入れたせいで、
彼のあだ名は、きびだんごでございました。

そんな彼の口ぐせは「基本」でございました。
よく、基本!基本!と叫びながら、
ぶんぶん素振りをしてございました。


第1回戦。

なんという幸運でございましょう。
相手はわたくしどもと同じ1年生コンビで、しかも、
我々の牙城ともいうべき、
あの劣悪なCコートでの試合になりました。

わたくしのこの1年間の練習は、
この砂利と赤土のコートに慣れるための1年でございました。

もちろん。
結果は火を見るよりも明らかでございます。

中野、きむら組は、公式戦初参加で、
見事に1回戦を突破したのでございました。
2008/05/16 | 庭球にかける青春 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
【国政だより第10号】公用車に被害続出。
慈恩弘国民のみなさんこんにちわ。
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。


はじめに、


慈恩弘国の公用車に
甚大な被害が続出しています。


我が慈恩弘国の公用車は、
マツダ製ファミリアアスティナです。

1500ccで、
今となってはすっかり見なくなった、
リトラクタブルライトを装備しており、

往年のスーパーカーファンにとって、
高価で手が出せないスーパーカーの代替車として、
一部でこっそり人気があります。


報告によりますと、
今回最初に発生した被害は、

かねてより、
不具合のあった集中ドアロックが、
いよいよ本格的に壊れ、

ついに車体右側、運転席の後部のドアが、
外から開かなくなってしまったということです。

なんとか車内からは開けることができたのですが、


「変だなぁ、チャイルドロックでもかかっているのかなぁ。」と、


ランバラル大尉が、
うっかりチャイルドロックを逆にかけてしまい、
とうとう、内側からも開かなくなってしまいました。

開かずのドアが1枚発生したことより、
我が国の公用車のドアの戦力は、
25%ダウンし、
軍需品調達の際などに、
支障が出ています。

自分のうっかりから、
逆に被害を甚大にしてしまった、
ランバラル大尉は、

「まだ操縦系統がやられたわけではない。」と、

コメントしています。



次も、我が国の公用車の被害報告です。

先日ランバラル大尉が、
朝のワイドショーを見ていたとき、

自分の運転する車が衝突事故などに遭った際、
その瞬間の、前後の映像と音を記録する、
ドライブレコーダーの話題が放送され、関心し、

さっそくヤフオクで購入して自分でとりつけたところ、

うっかり、アクセサリー電源と、
バッテリー電源を間違えて結線してしまい。

エンジンを切っても、
常時、カメラとマイクが作動している状態になってしまいました。

そのため、1日放置された車は、
すっかりバッテリーが上がってしまったということです。


「原因はなんだか知らないけど、
 車が動かない事だけは確かなようね。」と、


ランバラル大尉の財布からタクシー代を抜き取ったハモンさまは、
大尉に送ってもらうことを、
はやばやと諦め、
職場でもある、子供お絵かき教室へ、
1人でむかったということです。


ランバラル大尉は、
肩で風を切って遠ざかってゆく、
ハモンさまを見送りながら、

「この風、この肌触りこそ戦争よ。」と、

わけのわからない事を言って
体裁をつくろいつつ、
JAFに救援を要請したということです。


この他にも、
どこからともなく流れ出るエンジンオイルや、
マフラーからの異音。
時々、なんだかゴムの焼ける匂いがする。など、
数々の不具合が報告されており、

7月の車検では、
関節のオーバーホールだけでは済まない見通しです。




------------------------------------
□■今日現在の慈恩弘国の占領地■□
------------------------------------
北海道
栃木県
茨城県
千葉県
東京都
神奈川県
山梨県
静岡県
石川県
岐阜県
愛知県
福井県
滋賀県
三重県
奈良県
京都府
兵庫県
大阪府
徳島県
香川県
高知県
愛媛県
福岡県
※現在、東北、北陸、中国、九州南部方面にて、
 優位交戦中。この方面からの吉報待つ。
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以上、宇宙世紀008年5月15日の
慈恩弘国国政だよりでした。
http://www.ms-06zaku.com/


(内閣府)
2008/05/15 | 【国政だより】 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080510
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。


宇宙世紀008 5月10日(土)


今日は、
わたしとハモンの13回目の結婚記念日だ。

結婚記念日とクリスマスには、
三条通りにある、
「ノルマンディー」という南仏料理店で食事をするのが、
わたしたちのきまりになっていた。

しかし、
10年以上通ったその店は、
3年ほど前に閉店になった。

年に2回しか行かないわたしたちの名前を、
いつのころからか、主人は覚えてくれていた。

店の壁にかけてあった、
どこかの海岸の小さな絵が、
わたしは気に入っていた。

ある日、その絵が、
かわいらしい猫の絵に変わっていたので、
前の絵をゆずってくれるようお願いしたところ、主人は、

それは、何かの雑誌の切り抜きの絵で、
まだとってありますから、
今度おゆずりします。と笑顔でこたえてくれたが、

結局その絵が、
わたしの手元に届くことは無かった。


ある日、
ノルマンディー閉店の知らせの手紙が届くと、
店の常連は、
こぞって詰め掛けた。

閉店の理由を、
誰もが、かわるがわるたずねた。
もちろん、わたしもたずねた。

何度もくりかえされたその質問に、
主人は笑顔で答えてくれた。

「わたしの料理が古くなったからです。」

「そんな事はない。
 こんなに美味しいし、
 こんなにこの店を愛してくれている人が
 いるじゃありませんか。」

「いえ、もう古いんです。」

「じゃあ、時間のある時、料理教室とかやってください。
 この味を絶やすのはもったいない。
 せめて、この鯛のカルパッチョだけでも、
 いや、バジルソースだけでも。
 第一あなたは、
 わたしがこの店に来て最初に食べた、
 美味しい地鶏のソテーを、
 2度と食べさせてくれてないじゃありませんか。」

美味しい地鶏のソテーとは、
わたしがハモンと結婚するまえ、
当時、この店の近くに住んでいたハモンに連れられて
初めてこの店で食べた料理だ。

丹波産の地鶏を、
にんにくと岩塩で味付けした、
とてもシンプルな料理だが、
その美味しさに、わたしは驚嘆した。

以来毎年、
結婚記念日には、
この料理を注文するのだが、
見た目も調理方法も、
毎回微妙に変わっていて、

最初に食べたものとは違っていた。

もちろん、すべてが美味しい。
しかし、ちがう。

なので、毎回どこが違うかを指摘して、
毎年注文し、毎年食べた。

この美味しい地鶏のソテーも、
結局、再びわたしの口に入ることは無かった。


主人は、
自分の持っている技術の全ては、
長年店に仕えた一人の弟子に仕込んだという。

わたしは、主人がダメなら、
その弟子の女性に店を持つようお願いしたが、

女性はそのつもりは無いという。

わたしは釈然としなかった。
こんな至福を味わわせておいて、
次につながる希望が何も無い。
あまりにもひどいものである。


しかし、
次に主人が、付け加えるように言った言葉で、
わたしは観念せざるをえなかった。


「やりたいことを見つけたんです。」


主人は、それがなんであるのかは、
どの客にも笑顔でしか語らなかった。




あれから3年。

今朝、
花屋さんが花を届けてくれた。
もちろん、心当たりなどない。

080510hana


差出人はララァ中尉からであった。
メッセージカードには、
「ジオンの母、ハモンさんへ」と
書かれていた。

すぐに、
まだ眠っているハモンの枕元において、
目を覚まさせた。

結婚記念日の朝は、
視界いっぱいの花ではじまった。

ハモンは大喜びだった。



今日は、店の営業日でもあった。

営業がはじまると、
マイミクの、ばなさんが家族で来てくれた。
まだゴールデンウィークの混雑の名残りがあり、
遠方からのお客さんも多く、
わたしは、ゆっくりお話できなかったが、

結婚記念日のお祝いです。といって、
プレゼントをくれた。

ハモンのブログで今日が特別な日であることを
知ったそうである。

2階でネギを切っていたハモンにそのことを伝えると、
すぐに降りてきた。

ハモンとばなさんは意気投合したようで、
しばらく楽しそうに話していた。



先日、
ご飯の炊き方を失敗し、
まずい焼きメッサーラを食べさせられた、
ポセさんが来てくれた。

ポセさんは、
再び焼きメッサーラをご注文され、
わたしにリベンジの機会を与えてくれた。

店が混んできて、
キャベツを切りにハモンが再び2階へあがるとポセさんが、

「ハモンさんはまた下りてこられますか?」とたずねられたので、

「ええ、キャベツを切って、
 持って下りてくると思いますよと答えた。」

しばらくしてハモンが下りてくると、
突然ポセさんが立ち上がり、

「作戦開始10秒前。」と叫んだ。

と、同時に店のお客さんも全員立ち上がった。
ポセさんがカウントダウンをはじめ、
ゼロを告げるとみんなで、

「ハモンさん、ラル大尉、
 ご結婚記念日、おめでとうございます。」といって、

敬礼をしてくれた。

わたしとハモンは、ポカンとしていたと思う。

そんなわたしたち夫婦にポセさんが、
手作りのジオンの紋章の包み紙でくるんだ
プレゼントをくれた。

080510set


店にずっといたわたしにさえ、
いつのまに、お互い見知らぬどうしのお客さんが
このような趣向を申し合わせていたのか、
気がつかなかった。

わたしは、こみあげるものをなんとか抑え、
感謝の言葉をのべた。
どんな言葉でも、この感謝を伝えるのには、
不十分な気がした。



次の日、

開店前のいつもの時間に、
フラウボウ2号が紙袋を持ってやってきた。

フラウボウ2号は、

「本当は、昨日持ってきたかったのですが。」と言いながら、

その紙袋をわたしに差し出した。

「うちではお祝い事があると、
 お母さんがケーキを焼くんです。
 これは、ハモンさんと大尉の結婚記念日のお祝いです。
 わたしが焼いたので、どうかしれませんが、
 よかったらどうぞ。」

と言ってくれた。

箱を開けてみると、
クリームの上に、
大きなジオンの紋章の入った、
クルミのホールケーキが入っていた。

ひと目で、手間と心がこもっていることがわかる、
迫力とかわいらしさを兼ね備えたケーキだった。


営業がはじまると、

ハマーン様がドレン軍曹とともにやってきた。
ハマーン様はいつものように、
すでにどこかでお酒を召し上がっておられた。

「これ、あげる。」といって、
なかなか良い、ズゴックの人形をくれた。

080510cake



閉店後、
2階のリビングで、
わたしはハモンと、
フラウボウの焼いてくれた美味しいケーキを食べながら、
13回目の結婚記念日は、
忘れられないものになったことを話し合った。


たくさんの人から、
いろんなものをもらった。

想い、言葉、プレゼント。

最後にハマーンさまが、ホイとくれた、
ズゴックの人形のプレゼントの意図は
微妙ではあるが、

この店の事を気に入ってくれて、
プレゼントしてくれた事には、
ちがいありますまい。


思えば、
人に結婚記念日を祝ってもらった事など、
今までほとんど無かった。
こんなに嬉しいことは無い。と、
心から思う。


毎年、ハモンと二人で結婚記念日に通っていた
南仏料理店ノルマンディーは、もうどこにも無い。

ノルマンディーに替わる素敵な店を探すことが、
ここ何年かの、二人の課題になっていた。

それはそれで続けるとして、
今わたしには、もう一つ課題ができた。


それは、私自身が、
この、お好み焼き慈恩弘国が、
ノルマンディーのように、

人に愛され、人を愛す店になることである。

それだけが、
みなさんからいただいた、
慈愛の気持ちに応える手段であると、
確信する。


わたしは、
慈愛と恩恵に満ち満ちた理想国家。
ジオン公国復活の、悲願達成への決意を、


甘さ控えめのケーキを噛み締め、
新たに固めた。




--------------------------------------------------
本日のクルー
店長:ランバラル大尉、 オーナー:ハモン
捕虜:フラウボウ2号、フラウボウ3号、
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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
2008/05/14 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080507
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。


宇宙世紀008 5月7日(水)


この数日、営業成果の報告が遅れてしまい、
まずは、関係各位にはお詫び申し上げたい。

5月にはいっての戦果は、
思いのほか重畳(ちょうじょう)だ。

このため、日々の戦いに明け暮れるあまり、
戦果を報告する時期を逃しつづけてしまったのだ。


ゴールデンウィークの大型連休営業では、
連日、開店前から店の前に行列ができた。

そこで、公用車を撤去し、
店の前に椅子やらテーブルを設置して、
入国待ちの方の待機スペースとした。

ちょうど、
ちょっとしたガーデンパーティーちっくな空間が、
トラックの行きかう国道1号線脇に出現した格好だ。

また、我が国の電飾は、
クリスマスムードただよう、
素敵なイルミネーションなので、

遠路はるばる我が国の国境を目指してやってきた同胞にとって、
歩道に立ち並ぶよりは、
いくらか慰めになったのではないだろうか。


しかし、
店内に入るまでの長時間にわたる野営。
入国をあきらめて、
国へ帰らざるをえなかった同胞には、
心から申し訳なく思う。

特に、肌寒い小雨まじりとなった、
5月5日の夜に、
子供を抱いて店外で入店を待つお母さん。

とても嬉しいが、
お願いだからやめてくれ。

わたしの心が持たない。


そして、
ようやく入店がかない、

「おなかちゅいたね~」とか子供に言いながら、
楽しそうに入店してくださるのも、
どうかやめてくれ。

その子のおなかを、ちゅかせたのは、
わたしなのだ。
わたしは自責のあまり、
テコを落としそうになった。


もちろん入店がかなっても、
すぐに料理が出てくるわけではない、
もっとも混んだ5月3日では、
最後のご注文の料理が出せたのは、
午前2時をまわっていた。

この日、
その子が食事にありつけたのは、
11時をまわった頃ではなかったろうか。

奥の座敷、アバオアクー席にお通しした
その子の様子を見に行ったとき、

あきらかに足りない座布団を、
大人たちにわけてもらい、

5段くらい重ねて、
ちょこんと、かしこくテーブルについていた。


そして、その子の手には、

しっかとスプーンがにぎりしめられ、
美味しそうに、元気に、
わたしのつくった、焼きメッサーラ(普通の焼き飯)を
食べていた。




5月10日は、
わたしとハモンにとって、
13回目の結婚記念日だ。

今わたしが、
連邦の凶弾に倒れて命を失ったとしても、
わたしの人生には、なんら悔いは無い。

しかし、
ただ一つ心残りなことは、
子供好きなハモンに、
今にいたるまで、
子育てをさせてやれてない事
だけである。

人が死ぬことと、
人が生まれることだけは、

いくら泣いても。

どうしようもない事がらなのだ。




--------------------------------------------------
ゴールデンウィーク中のクルー
店長:ランバラル大尉、 オーナー:ハモン
捕虜:フラウボウ2号、フラウボウ3号、フラウボウ4号、アムロ君
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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
2008/05/13 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
【国政だより第9号】ゴールデンウィークにつき入国申請相次ぐ。他
慈恩弘国民のみなさんこんにちわ。
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。


はじめに、


慈恩弘国による
ジオニズムの啓蒙作戦が、
いよいよ本格化されてきました。

昨日5月2日発売の
講談社「KANSAI一週間」の9ページめで、
ガンダムをあつかった飲食店特集が組まれており、

その紙面において、
我が国が掲載されました。

080503hyousi


080503kiji



すみっこの小さな記事ですが、

「一番おいしい。」と、

ランバラル大尉はごきげんです。



次に、

ゴールデンウィークにともない、
入国申請ラッシュが続いています。

現在、
我が慈恩弘国への入国申請がピークを迎えています。
政府が発表した、
2008年5月3日8時30分現在の
入国予約状況です。


<ゴールデンウィーク入国予約状況>

5月3日 ほぼ満席

5月4日 ほぼ満席

5月5日 ほぼ満席(国外待機ご希望2組)

5月6日 若干空席有

5月9日 以降の営業日は予約無し



------------------------------------
□■慈恩弘国エースパイロットランキング□■
------------------------------------
1位 ララァ中尉

2位 ラング中尉

3位 M少尉

※2008年5月3日現在



------------------------------------
★☆慈恩十字勲章授章者★☆
------------------------------------
【ちょんまげ二等兵】

※ひな祭り営業のために、
 ジオン雛飾りを供出したなどの功績による。


【KUSHITANI☆M店長】

※慈恩弘国の営業窓口として、
 数々のライダーを送りこんでくれた功績などによる。


【タニタク上等兵】

※まちがって作ってしまったビグザム焼きなどを
 次々とひきとって食べてくれた功績などによる。


【赤鼻二等兵】

※たったひとりで、ソーラレイに続き、
 ビグザム焼きを撃破した功績などによる。


【忍々上等兵】

※たったひとりで、
 ビグザム焼きを撃破した功績などによる。



------------------------------------
今月のたずねびと( ゜Д゜)<
------------------------------------

【ドズル中将】

特徴:大柄、横柄、実直、顔に無数の傷有

「シキュウレンラクコウ」 ミネバ


-------------------------------------

以上、宇宙世紀008年5月3日の
慈恩弘国国政だよりでした。
http://www.ms-06zaku.com/


(内閣府)
2008/05/03 | 【国政だより】 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
【国政だより第8号】新メニュー開発も、先行き不透明
慈恩弘国民のみなさんこんにちわ。
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。


はじめに、


慈恩弘国暫定国王であるランバラル大尉が、
また危ない橋を渡ってしまいました。

先日、大尉が買い出しロードの途中で、
近所のジャスコに立ち寄り、
ハムソーセージ売り場を通りかかりました。

すると、
めずらしく試食コーナーに子供がたむろしておらず、

つい試食をしてしまったところ、

「うまい。店で出そ。」と発言し、

またしても、仕入れの不安定なスーパーからの
原材料の輸入が決定しました。


大尉が反応したのは、
日本ハムの新製品。
「チーズサラミ」で、
その場で6パックほど仕入れたということです。

この製品を原料としたメニューは、

「敵艦チーズサラミス・アコースクラッカー付」と名づけられ、

はやくもその日の夕方には、
店で出されたということです。

最初にこのメニューを注文したララァ中尉は、

「わーい。」と話していました。


ハムソーセージ売り場のおばさんによりますと、
この商品が店頭に並んでいるのは4月いっぱいで、
レギュラーで店に置くかは、
ジャスコの売り場責任者しだいだ。ということです。

イセリナシャウエッセンバッハに続き、
またしてもスーパー頼みの仕入先が増えてしまった事に対して、
「大尉のやることだから仕方が無い。」と、
関係者は頭をかかえており、

売り場のおばさんに、
「お願いですからこの商品をレギュラーにしてください。」と、
お願いするのが精一杯だったということです。



次に、

イセリナシャウエッセンバッハの原料のウィンナーが
スーパーマツモトで大量に見つかった事で、
慈恩弘国の食料需給安定委員会は、
一安心をしていましたが、

先週2袋を買い占めた時点で、
その後、スーパーマツモトからも
姿を消していたことが、判明しました。

内閣府は事態を重く見て、
イセリナ様の懸命の捜索を行った結果。

近江牛の置いていない牛肉専門店に
大量にいらっしゃることがわかりました。

その場にいらっしゃったイセリナ様をすべて買占め、
店員のお兄さんに、

「これ、また入ります?」とたずねたところ。

「ええ。」という軽い返事をもらったということです。




おしまいに。

締め切りに間に合いませんでした。


ジオニズムの啓蒙活動を行おうと、
夏に企画されている、
「西院ミュージックフェスティバル」に、
フラウボウとユニットを組んで、
出場するため、

ランバラル大尉が、
こっそり楽曲の製作に取り組んでいたものの、

結局完成したのは、
8小節にとどまり、
応募の締め切りに間に合わなかったということです。

間に合わなかった楽曲は、

「哀・戦士とめぐりあって演説」で、

完成すれば、
マイミクの舞士さんとの競演も計画されていました。

応募用のデモが間に合わなかったことについて、
東京で遊びほうけているフラウボウは、

「次がありますよ。」

と話していました。


デモテープの応募の締め切りは、
4月30日だったということです。





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以上、宇宙世紀008年5月1日の
慈恩弘国国政だよりでした。
http://www.ms-06zaku.com/


(内閣府)
2008/05/02 | 【国政だより】 | コメント(14) | トラックバック(0) | page top↑
慈恩弘国営業日報0080425
わたしの名前はランバラル。
数知れぬ死線をくぐりぬけてきた、
元ジオン公国の軍人だ。


宇宙世紀008 4月25日(金)

今日は朝早くから店の仕込みをはじめた。
ひととおり店の仕込みが終わると、

午後から牛肉専門店にでかけた。

一番上等の肉を買うためだ。


我が国のスローガンである、
“売り上げ5万円を越えたら「銀の皿」。”

が、先日ついに現実のものとなった。

がんばってくれたフラウボウに、
約束の美味しいお寿司の出前、
「銀の皿」をご馳走してやることにした。

ところが、フラウボウ4号が魚がダメな事が判明したのだ。

いくらご馳走でも、
ダメなものを無理にたべさせたのでは、
拷問である。

これは南極条約に違反する。

そこで、お寿司のかわりに、
上等のステーキを食べることにした。

この提案にはフラウボウ4号も大喜びで、
なんでも美味しく食べる2号にも異存はなかった。


今日がそのご褒美の日なのだ。


肉屋に入ると、
ショーケースの向こうから、女性の店員さんが、
「いらっしゃいませ。」と明るい声で迎えてくれた。

わたしはろくに商品も見ず、
その女性に、

「一番上等の近江牛をステーキで食べたいので、
 大人4人分切ってくれ。」

と、注文した。


すると、女性は、あわてて店の奥へ引っ込んでしまった。

奥でなにやらバタバタしている。

しばらくして女性が出てきた。

「たいへん申し訳ありません。
 ただいま近江牛が全然入ってきておりません。
 本日はお売りすることができないのです。」

「そうですか、じゃあ、この店で一番上等の肉をください。」

「わかりました。」

また女性は奥へ入っていった。
次に出てきたときは、
男性の従業員と一緒であった。
男性は手に大きな肉の塊を抱えている。

「国産黒毛和牛のこの肉になります。
 いかがでしょう。」

もちろん、いかがでしょう。といわれても、
わたしに肉の価値などわかるはずもない。
わかればもっと繊細な注文の仕方をするだろう。

「じゃあそれを適当な厚さで4枚切ってくれ。」
というと、ハモンが口をはさんだ。

「わたしタンも食べたい。
 その肉だけでお腹いっぱいになるんわ、イヤ。」

結局、
その上等の黒毛和牛のステーキは2枚買い、
タンやら霜降りカルビなど、
値段の高いほうから、
適当かつ豪快に買った。


わたしは普段、100g150円を越える肉など、
めったに食べない。
買うのにも躊躇する。

ハモンもそうだ。

しかしこの日は、
まったく躊躇もなかったし、惜しくもないし、
むしろ、誇らしくもあり、
目当ての近江牛が無かったせいで、
若干予算が軽くなり、
それは残念な気さえした。

感謝の気持ちで、食べ物を人に振舞うということは、
見栄をはって、
せいいっぱい上等のものを
出したくなるものなのかもしれない。

何処かの貧しい村で、
遠方より古い友人が訪ねてきたとき、
家主が、大切に飼っていた、
山羊や鶏をつぶして振舞うように、

これは、
最大級の喜びと感謝を、
自らの犠牲によって示す、
犠牲的献身愛なのではなかろうか。

金も命も惜しまない喜びを得られる幸福に、
家主は感謝の形を示すのだ。

客人もまた、
家主の犠牲に感謝し、遠慮せずに味わう感性が必要である。

美味しいスープは、
家主の流した血だ。
美味しい肉は、
家主とその家族の生活の全てだ。

何一つとして、余分なものはない。

それを十分に理解したうえで、
うまい。と笑顔で応える、
感性が必要なのである。


その点においては、
フラウボウたちは十分期待に応えてくれた。
2枚で、自分達の1日分の給料に相当する肉を、
ほんとうに美味しそうに、楽しく食べてくれた。

わたしは満足した。



この機に乗じて次なるスローガンを発表する。


“店の売り上げ、8万円越えたら「銀の皿」。”


「無理ですよ。忙しくて死んじゃいますよ。」

「はははははは、6万超えた日は、
 本当いうと、途中で逃げ出そうかと思ったよ。
 焼いても、焼いても、オーダー消化できなかったしな。
 わたしが突然店をとびだしたら、
 あとは任せたぞ、フラウボウ諸君。」

「わたしも一緒に逃げますよ。」

「ははははは、もし8万超えたら、
 次は何がいい?」

「すき焼きか、しゃぶしゃぶ~。」

「じゃあ、この鉄板の上に鍋置いて、
 今度は松坂牛買ってくるから、
 松坂牛で、しゃぶしゃぶしよう!ははははは。」

「やったー。」

「おー。」




翌日。
あっさり9万円突破。

また肉屋へ行かねばならぬ。





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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、 オーナー:ハモン
捕虜:フラウボウ2号、フラウボウ4号
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お好み焼き「慈恩弘国」
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2008/05/01 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(16) | トラックバック(1) | page top↑
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