このブログは私、中野新一が、ランバ・ラルを名乗り、彼が生きていて、現在の日本で生活していたらどんな事が起こるのか。その社会実験的試みの記録です。
慈恩弘国民のみなさんこんにちわ。
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。
------------------------------------------------
慈恩弘国ニュース
------------------------------------------------
はじめに、
このところ、本業のグラフィックデザインの仕事が忙しく、
ちっともジオン公国復活活動ができない事に嫌気がさした
ランバラル大尉が、
逃亡していたことがわかりました。
政府の発表によりますと、
先月7月17日に京都で行われた
祇園祭の山鉾巡行の際、
みずからも山鉾に変装し、
巡行の列にまぎれて、
姿をくらましたと言うことです。

その後、
中立地帯のソドンの町で、
お好み焼き店を開業し、
新しい人生を踏み出そうとしていたところを、
アムロとかいう連邦軍の少年兵によって
発見されました。
発見したアムロ君は、
「パンとミルクを注文したら、
お好み焼きが出てきたので、
おかしいなと思い、
通報しました。」
と話しています。
一方、発見されたランバラル大尉は、
「この町の定食屋のメニューには、
ろくなものが無いので
ここでお好み焼き屋をやれば儲かると思った。」
と話していたということです。
この件について政府は、
「ランバラル大尉の行動には、
予測不可能な部分があり、
監視にも限界がある。
今後はいっそう厳重に見張り、
再発の防止につとめたい。」
と、しています。
尚、大尉不在の事実が、
およそ一週間にわたって公表されなかった点については、
国防上重要な問題であるため、
公表を控えたということです。
次に、
次々と問題をひきをこす、
我が国の公用車、日本製マツダアスティナが、
見事に車検をクリアし、
ふたたび公務に復帰しました。
今回の車検では、
大尉は、
長年にわたり、マツダのディーラーに車検を出していましたが、
どこか別のよい工場はないか探していました。
それは、
ディーラーの営業マンが、
新しい車を買え買えうるさいので、
辟易としていたからです。
そんなところへ、
元ジオン軍、自動車整備兵のI氏が来店し、
「えらい人にはわからんのです。
わたしにまかせてください。」と、
心強い言葉で車検の任務を買って出てくれました。
今回、アスティナの車検を引き受けてくれたのは、
I氏とI氏のお父さんが経営する、
ボデーショップ石嶋さまです。
急なお願いでしたが、
車検の間、
代車も貸してくださり、
食材の仕入れなど、
国の運営に支障は出なかったということです。
車検の際、
アスティナの内部を詳しく調べたところ、
今にもはじけそうに劣化したブレーキホース。
もう金属がむき出しになってるブレーキシュー。
オイルだだ漏れのガスケット。など、
でるわでるわ恐ろしい損傷の数々。
いつブレーキが効かなくなって、
事故で死んでしまうかわからない状態だったということです。
それよりなにより大尉がご機嫌だったのは、
買った時からへこんでた、
左フロントフェンダとステップ、ドア部分の板金と塗装をしてもらったのと、
サビがでてきたワイパーを黒く塗ってもらったので、
とてもかっこ良くなった事でした。
そしてさらに、
我が国の運営にとって有り難かったことは、
このところの設備投資と、
大尉の放漫経営のせいで、
財政がひっ迫しお金が無かったので、
支払いを月賦にしてくれた事だったということです。
今回、行き届いた丁寧な仕事で命の恩人となり、
赤貧にあえぐ我が国の窮状を救った、
I氏とI氏のお父さんには、
政府から感謝状が贈られ、
ボデーショップ石嶋は、
KUSHITANI京都店、Joshin伏見店とともに、
ジオニック社、MIP社、ツィマッド社に次ぐ、
慈恩弘国オフィシャル軍事協力企業に認定されました。
尚、運転席後部のドアの集中ドアロックに関しては、
古い車なので部品が手に入らず、
今回も修理は見送られました。
「ここだけ自動でドアが閉まらん。」となげく大尉に、
I整備兵は、
「集中ドアロックなんて飾りです。
偉い人にはそれがわからんのです。」と
元気づけていました。
次に。
新メニューに追加された、
ラビアンロースステーキと、
ザクレロのタンに、
思いのほか注文があり、
大尉が困惑気味です。
ラビアンロースステーキと、
ザクレロのタンは、
店の売上げが10万円を突破したご褒美に、
フラウボウたちに振舞われた
上等の肉ですが、
あまりに美味しいので、
店に出してみようと、
大尉が、いつもの軽いノリで出してみたところ、
注文が相次いでいます。
ラビアンロースステーキの肉は、
仕入れ値で100g、2000円ちかくするので、
だいたい5000円前後で店に出されます。
また、ザクレロのタンも、
2200円前後します。
大尉は、
「うちみたいな、安お好み焼き屋で、
こんな上等な肉が出てきたらきっと面白いだろうが、
肉1枚に5000円は誰も払いますまい。」
と、思っていたところ、
以外にも、
毎週ポンポンと注文が入り、
料理の未熟さにたいする罪悪感を、
安さでごまかしていた大尉は、
なんだか申し訳無く、
切ない思いでいっぱいだということです。
しかし、専門の方に意見をうかがったところ、
この肉なら普通1万円以下では店には出せない。
という事だったので、
相対的にはかなり安いことが判明し、
大尉もとたんに元気になりました。
ラビアンロースステーキと、
ザクレロのタンは、
あらかじめご注文をいただく必要がございます。
お問い合わせは、代表で
慈恩弘国食糧庁
nakano@ms-06zaku.com
または、
075-693-9092
までお問い合わせください。
おしまいに、
8月15日はジオン公国の建国記念日です。
ジオン公国は、
宇宙世紀0068年に、
革命の英雄、同志ジオン・ズム・ダイクンが死去され、
その翌年、
宇宙世紀0069年8月15日に、
志を引き継いだ、
デギン公王陛下によって建国が宣言されました。
地球の西暦にあてはめますと、
同志ジオン・ズム・ダイクンが死去して、
ちょうど40回忌。
ジオン公国建国39周年目になります。
そこで、
ジオン公国復活を目指す、
ランバラル元ジオン公国軍大尉は、
現在、地球上における、
おそらく唯一のジオン公国占領地である、
大尉の自宅兼店舗の前庭において、
2階のベランダから、
特別記念演説を行うことにしたということです。
演目は、
ジオン独立戦争の際、
ガルマ・ザビ大佐の国葬で、
国民総動員を誓ったギレン・ザビ総帥閣下の
演説です。
大尉は、
「立場をわきまえず恐縮である。」と
コメントしながらも、
今一度、
戦後、差別と偏見の中で辛酸をなめてきた、
スペースノイドの自由と権利を求め、
民族の団結を誓い、
ジーク・ジオン(ジオンの勝利)を共に歓呼するべきであると、
この演目に決まりました。
この記念演説が行われるのは、
8月15日(金曜)の夕方6時30分ごろからで、
お好み焼き慈恩弘国の前庭にてご観覧いただけます。
ただし、
目と鼻の先には、
連邦軍の勢力下である日本国の、
南警察署があるため、
おおきな騒ぎになりますと、
ただちに軍事介入される恐れがあります。
お好み焼き慈恩弘国の前庭には。
せいぜい20人くらいしか入場できませんので、
あらかじめご予約をいただいた方のみの
観覧とさせていただきます。
くれぐれも、
歩道や車道にはみでてのご観覧は
ご遠慮いただきますよう
お願い申し上げます。
尚、当日お越しいただいた
同志の方には、
記念品を進呈する予定だということです。
ジオン公国建国記念
ランバラル大尉による特別演説
ご観覧のお問い合わせは、
代表で、
慈恩弘国内閣府
nakano@ms-06zaku.com
または、
075-693-9092
までお問い合わせください。
-----------------------------------------------------
2008年8月の営業日
-----------------------------------------------------
営業時間/18:00開店、22:30ラストオーダー、23:00閉店
01日(金)、 03日(日)、
08日(金)、09日(土)、10日(日)、
15日(金)、16日(土)、17日(日)、
22日(金)、23日(土)、
29日(金)、30日(土)、31日(日)、
-----------------------------------------------------
エースパイロットランキング
-----------------------------------------------------
1位、忍々大佐
2位、ララァ少佐
3位、N少尉
-----------------------------------------------------
□■今日現在の慈恩弘国の占領地■□
-----------------------------------------------------
北海道
東北 [ ―― | 岩手 | 宮城 | ―― | ―― | 福島 ]
関東 [ 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 | 山梨 ]
信越 [ 新潟 | 長野 ]
北陸 [ 富山 | 石川 | 福井 ]
東海 [ 愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重 ]
近畿 [ 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 ]
中国 [ ―― | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 ]
四国 [ 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 ]
九州 [ 福岡 | 佐賀 | ―― | ―― | 大分 | ―― | 鹿児島 ]
沖縄
※現在、凱旋報告が無いのは、
青森、秋田、山形、鳥取、宮崎、熊本、長崎の7県となりました。
この地域を征服された方の吉報を待っています。
-----------------------------------------------------
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◆ フラウボウ募集 ◆
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
我が国の次代を担うフラウボウを募集しております。
●資 格:二十歳以上の女性。
●勤務地:京都市南区東寺の南西角付近、お好み焼き慈恩弘国
●交 通:近鉄東寺駅徒歩10分、市バス東寺南門前徒歩5分
近鉄東寺駅はJR京都駅(近鉄京都駅)から駅1つです。
●勤務時間:夕方5時出勤、夜10時30分から11時30分退勤
●待 遇:南極条約に基づき優遇、時給850円、交通費1日500円支給
●任 務:お水を出したり、ウィンナー焼いたり、
世界征服の片棒かつがされたり、
アホな事を言わされたり、いろいろ。
●その他:シフト制、学業・本業を優先してください。
連邦軍女子制服支給。時々まかない有。
●募集人数:1人
●お問い合わせ→nakano@ms-06zaku.com
-----------------------------------------------------
以上、宇宙世紀008年7月29日の
慈恩弘国国政だよりでした。
http://www.ms-06zaku.com/
(内閣府)
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。
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慈恩弘国ニュース
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はじめに、
このところ、本業のグラフィックデザインの仕事が忙しく、
ちっともジオン公国復活活動ができない事に嫌気がさした
ランバラル大尉が、
逃亡していたことがわかりました。
政府の発表によりますと、
先月7月17日に京都で行われた
祇園祭の山鉾巡行の際、
みずからも山鉾に変装し、
巡行の列にまぎれて、
姿をくらましたと言うことです。

その後、
中立地帯のソドンの町で、
お好み焼き店を開業し、
新しい人生を踏み出そうとしていたところを、
アムロとかいう連邦軍の少年兵によって
発見されました。
発見したアムロ君は、
「パンとミルクを注文したら、
お好み焼きが出てきたので、
おかしいなと思い、
通報しました。」
と話しています。
一方、発見されたランバラル大尉は、
「この町の定食屋のメニューには、
ろくなものが無いので
ここでお好み焼き屋をやれば儲かると思った。」
と話していたということです。
この件について政府は、
「ランバラル大尉の行動には、
予測不可能な部分があり、
監視にも限界がある。
今後はいっそう厳重に見張り、
再発の防止につとめたい。」
と、しています。
尚、大尉不在の事実が、
およそ一週間にわたって公表されなかった点については、
国防上重要な問題であるため、
公表を控えたということです。
次に、
次々と問題をひきをこす、
我が国の公用車、日本製マツダアスティナが、
見事に車検をクリアし、
ふたたび公務に復帰しました。
今回の車検では、
大尉は、
長年にわたり、マツダのディーラーに車検を出していましたが、
どこか別のよい工場はないか探していました。
それは、
ディーラーの営業マンが、
新しい車を買え買えうるさいので、
辟易としていたからです。
そんなところへ、
元ジオン軍、自動車整備兵のI氏が来店し、
「えらい人にはわからんのです。
わたしにまかせてください。」と、
心強い言葉で車検の任務を買って出てくれました。
今回、アスティナの車検を引き受けてくれたのは、
I氏とI氏のお父さんが経営する、
ボデーショップ石嶋さまです。
急なお願いでしたが、
車検の間、
代車も貸してくださり、
食材の仕入れなど、
国の運営に支障は出なかったということです。
車検の際、
アスティナの内部を詳しく調べたところ、
今にもはじけそうに劣化したブレーキホース。
もう金属がむき出しになってるブレーキシュー。
オイルだだ漏れのガスケット。など、
でるわでるわ恐ろしい損傷の数々。
いつブレーキが効かなくなって、
事故で死んでしまうかわからない状態だったということです。
それよりなにより大尉がご機嫌だったのは、
買った時からへこんでた、
左フロントフェンダとステップ、ドア部分の板金と塗装をしてもらったのと、
サビがでてきたワイパーを黒く塗ってもらったので、
とてもかっこ良くなった事でした。
そしてさらに、
我が国の運営にとって有り難かったことは、
このところの設備投資と、
大尉の放漫経営のせいで、
財政がひっ迫しお金が無かったので、
支払いを月賦にしてくれた事だったということです。
今回、行き届いた丁寧な仕事で命の恩人となり、
赤貧にあえぐ我が国の窮状を救った、
I氏とI氏のお父さんには、
政府から感謝状が贈られ、
ボデーショップ石嶋は、
KUSHITANI京都店、Joshin伏見店とともに、
ジオニック社、MIP社、ツィマッド社に次ぐ、
慈恩弘国オフィシャル軍事協力企業に認定されました。
尚、運転席後部のドアの集中ドアロックに関しては、
古い車なので部品が手に入らず、
今回も修理は見送られました。
「ここだけ自動でドアが閉まらん。」となげく大尉に、
I整備兵は、
「集中ドアロックなんて飾りです。
偉い人にはそれがわからんのです。」と
元気づけていました。
次に。
新メニューに追加された、
ラビアンロースステーキと、
ザクレロのタンに、
思いのほか注文があり、
大尉が困惑気味です。
ラビアンロースステーキと、
ザクレロのタンは、
店の売上げが10万円を突破したご褒美に、
フラウボウたちに振舞われた
上等の肉ですが、
あまりに美味しいので、
店に出してみようと、
大尉が、いつもの軽いノリで出してみたところ、
注文が相次いでいます。
ラビアンロースステーキの肉は、
仕入れ値で100g、2000円ちかくするので、
だいたい5000円前後で店に出されます。
また、ザクレロのタンも、
2200円前後します。
大尉は、
「うちみたいな、安お好み焼き屋で、
こんな上等な肉が出てきたらきっと面白いだろうが、
肉1枚に5000円は誰も払いますまい。」
と、思っていたところ、
以外にも、
毎週ポンポンと注文が入り、
料理の未熟さにたいする罪悪感を、
安さでごまかしていた大尉は、
なんだか申し訳無く、
切ない思いでいっぱいだということです。
しかし、専門の方に意見をうかがったところ、
この肉なら普通1万円以下では店には出せない。
という事だったので、
相対的にはかなり安いことが判明し、
大尉もとたんに元気になりました。
ラビアンロースステーキと、
ザクレロのタンは、
あらかじめご注文をいただく必要がございます。
お問い合わせは、代表で
慈恩弘国食糧庁
nakano@ms-06zaku.com
または、
075-693-9092
までお問い合わせください。
おしまいに、
8月15日はジオン公国の建国記念日です。
ジオン公国は、
宇宙世紀0068年に、
革命の英雄、同志ジオン・ズム・ダイクンが死去され、
その翌年、
宇宙世紀0069年8月15日に、
志を引き継いだ、
デギン公王陛下によって建国が宣言されました。
地球の西暦にあてはめますと、
同志ジオン・ズム・ダイクンが死去して、
ちょうど40回忌。
ジオン公国建国39周年目になります。
そこで、
ジオン公国復活を目指す、
ランバラル元ジオン公国軍大尉は、
現在、地球上における、
おそらく唯一のジオン公国占領地である、
大尉の自宅兼店舗の前庭において、
2階のベランダから、
特別記念演説を行うことにしたということです。
演目は、
ジオン独立戦争の際、
ガルマ・ザビ大佐の国葬で、
国民総動員を誓ったギレン・ザビ総帥閣下の
演説です。
大尉は、
「立場をわきまえず恐縮である。」と
コメントしながらも、
今一度、
戦後、差別と偏見の中で辛酸をなめてきた、
スペースノイドの自由と権利を求め、
民族の団結を誓い、
ジーク・ジオン(ジオンの勝利)を共に歓呼するべきであると、
この演目に決まりました。
この記念演説が行われるのは、
8月15日(金曜)の夕方6時30分ごろからで、
お好み焼き慈恩弘国の前庭にてご観覧いただけます。
ただし、
目と鼻の先には、
連邦軍の勢力下である日本国の、
南警察署があるため、
おおきな騒ぎになりますと、
ただちに軍事介入される恐れがあります。
お好み焼き慈恩弘国の前庭には。
せいぜい20人くらいしか入場できませんので、
あらかじめご予約をいただいた方のみの
観覧とさせていただきます。
くれぐれも、
歩道や車道にはみでてのご観覧は
ご遠慮いただきますよう
お願い申し上げます。
尚、当日お越しいただいた
同志の方には、
記念品を進呈する予定だということです。
ジオン公国建国記念
ランバラル大尉による特別演説
ご観覧のお問い合わせは、
代表で、
慈恩弘国内閣府
nakano@ms-06zaku.com
または、
075-693-9092
までお問い合わせください。
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2008年8月の営業日
-----------------------------------------------------
営業時間/18:00開店、22:30ラストオーダー、23:00閉店
01日(金)、 03日(日)、
08日(金)、09日(土)、10日(日)、
15日(金)、16日(土)、17日(日)、
22日(金)、23日(土)、
29日(金)、30日(土)、31日(日)、
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エースパイロットランキング
-----------------------------------------------------
1位、忍々大佐
2位、ララァ少佐
3位、N少尉
-----------------------------------------------------
□■今日現在の慈恩弘国の占領地■□
-----------------------------------------------------
北海道
東北 [ ―― | 岩手 | 宮城 | ―― | ―― | 福島 ]
関東 [ 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 | 山梨 ]
信越 [ 新潟 | 長野 ]
北陸 [ 富山 | 石川 | 福井 ]
東海 [ 愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重 ]
近畿 [ 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 ]
中国 [ ―― | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 ]
四国 [ 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 ]
九州 [ 福岡 | 佐賀 | ―― | ―― | 大分 | ―― | 鹿児島 ]
沖縄
※現在、凱旋報告が無いのは、
青森、秋田、山形、鳥取、宮崎、熊本、長崎の7県となりました。
この地域を征服された方の吉報を待っています。
-----------------------------------------------------
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◆ フラウボウ募集 ◆
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
我が国の次代を担うフラウボウを募集しております。
●資 格:二十歳以上の女性。
●勤務地:京都市南区東寺の南西角付近、お好み焼き慈恩弘国
●交 通:近鉄東寺駅徒歩10分、市バス東寺南門前徒歩5分
近鉄東寺駅はJR京都駅(近鉄京都駅)から駅1つです。
●勤務時間:夕方5時出勤、夜10時30分から11時30分退勤
●待 遇:南極条約に基づき優遇、時給850円、交通費1日500円支給
●任 務:お水を出したり、ウィンナー焼いたり、
世界征服の片棒かつがされたり、
アホな事を言わされたり、いろいろ。
●その他:シフト制、学業・本業を優先してください。
連邦軍女子制服支給。時々まかない有。
●募集人数:1人
●お問い合わせ→nakano@ms-06zaku.com
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以上、宇宙世紀008年7月29日の
慈恩弘国国政だよりでした。
http://www.ms-06zaku.com/
(内閣府)
わたしの名前はランバラル
数知れぬ死線をくぐり抜けてきた
ジオン公国の元軍人だ。
宇宙世紀008 7月9日 くもり
---------------------------------
(声)
ハモン:中谷ゆみ
ランバラル:広瀬正志
ドズル:郷里大輔
ギレン:銀河万丈
デギン公王:柴田秀勝
ガデム:水鳥鉄夫
--------------------------------
「あらあなた、何見ているの。」
「やあハモン、
古いアルバムだよ。」
「まあ、一年戦争の頃のじゃない。
懐かしいわねぇ。
あなた、ちっとも変わってない。」
「そうか?
もう30年ほど前だ。
わたしは12歳だったんだぞ。
さすがに少しは変わっただろう。」
「そうね。
少しおなかが出てきたかもね。」
「あら、ドズル閣下ね。」
「ああ、ソロモンが陥落する少し前の写真だ。
閣下とこの写真を撮った後、
お前とザンジバルで地球へ向かったんだ。」
「懐かしいわぁ。」
「この頃の閣下は、
ソロモンが落ちる、ソロモンが落ちる。
兄さん援軍、兄さん援軍。
数、数、数、数。って、
口ぐせのように、
おっしゃってたなぁ。」
「そうねぇ。
でもギレン閣下はお優しかったわねぇ。
そんな駄々っ子みたいなドズル閣下の望むままに
ビグザムやら、ジオングやら
たくさんまわしてくださったんだもの。」
「そうだな。
だけど閣下は、あのとおりのお方だ、
全部だめにしてしまって。」
「ふふっ。」
「はっはっはっはっはっはっ。」
「ほらハモン、これ覚えているか?」
「あら、ソーラレイね。
これも結局、閣下がだめにしちゃったのよねぇ。」
-----------------------------------
ア・バオア・クー、ギレン総帥のお部屋
-----------------------------------
「兄さん、兄さん。
おわっ。今度は尻かよっ。
兄さん、悪趣味な事はやめろよっ。
今は戦時中なんだぞ。
またキシリア姉さんかい。
カメラの前からどけよ。
兄さんが見えないだろ。」
「やあドズル。元気そうだな。」
「うわっ。父さんかよっ。
なんでカメラに尻むけてるんだよ。」
「ギレンが面白いからやれっていうんだ。
ギレン、貴公はヒトラーの尻尾だな。」
「父上、わたしに対してよくおっしゃる。
そろそろドズルが電話してくる頃だといったら、
父上が勝手にカメラに尻をお向けになったのでしょう。」
「ギレン、ひとつだけ忠告しておく。
ヒトラーは父親に殺されたのだぞ。」
「父上、それですよそれ。
だいたい、この前と言うことが違うじゃないですか。
この前はヒトラーは身内に殺されたって言ってたでしょう。
わたしはそれを鵜呑みにして、
月曜の国民総決起集会で、
そのネタで偉そうに演説したんだ。
すると後で調べたら、
ヒトラーは自殺してたじゃないですか。
大恥ですよ。
今、ニコ動で、おもいっきりわたしのあげ足をとった画像が
流れてますよ。」
「はっはっはっは。
貴公はヒトラーの小指だな。」
「父上、そのわけのわからない例えは
もうやめてくれませんか。」
「じゃあ、ヒトラーの肝臓でどうだ。」
「ええい、父さんも、ギレン兄さんも、
いい加減にしてくれ。
こっちは大変なんだ。」
「ああ、ドズルか。
悪かった忘れていた。
で、用件はなんだ。」
「兄さん、
この前まわしてくれたジオング。
何が、最新最強のモビルスーツだよ。
ちっとも役に立たなかったじゃないか。」
「なんだ、アレを使いこなせなかったのか。
だからキシリアが言ってたろう。
アレはインテリにしか扱えないって。
おまえがバカだったって事じゃないか。」
「うるさいっ。
オレの事を二度とバカっていうな。
あんなもの誰が使ったってだめだよ。」
「そうか?」
「一個師団、10万機のジオングが、
いっせいに有線サイコミュを使ったらどうなると思う。」
「バカだなぁ。
お前はそんな事をしたのか。」
「バカバカいうなっ。
ああ、したさ。
もう、のびたジオングの手が全部からまって、
一個師団が毛糸玉みたいになって全滅したよ。」
「なあドズル。
そろそろお前の失敗の原因がなんなのか
学習したらどうだ。」
「ああ、学習したさ。」
「何だ?言ってみろ。」
「数だよ。」
「そうだ。お前は昔から欲張りだから、
なんでもかんでもいっぱい欲しがるクセがある。
結果がこれだ。
覚えているか。
お前が小さかった頃、
父上がゲームソフトを買ってくれた時、
わたしとキシリアはいろんなソフトを3本買ってもらったが、
お前は同じソフトを3本買ってもらっただろう。
その結果どうだった?
お前は同じソフトを毎日毎日延々やる事になって、
結局すぐ別のソフトを父上にねだったじゃないか。
しかもまた同じのを3本。」
「懐かしいなあギレン。
あの頃からお前は、
目つきが悪かったなぁ。」
「父上はだまっていてください。」
「兄さんの言うとおりだよ。
もう数はねだらないよ。
1つでいい。」
「おお、そうか。
少しかしこくなったなドズル。
兄さん嬉しいよ。
お前の成長のためなら、
ビグザムの10万機、
ジオングの10万機くらい、
安いものだったと思うよ。」
「そこで兄さん。
あらためて頼みがあるんだけど。」
「何だ。何でもいってみろ。」
「兄さん、
こっそり最終兵器作ってたよね。」
「ん?何のことだ。」
「スペースコロニーの住人をみんな引越しさせて、
巨大な大砲作ってるだろ。」
「知らんなぁ。」
「嘘をつくなよ。
ちゃんとわかってるんだぞ。
小学校のときの友人から、
引越しの手紙が来てるんだよ。」
「偶然だろ。」
「ちゃんと、
ドズル君のお兄さんの国威発動により、
巨大レーザー砲建設のため
引っ越す事になりました。
お近くにお越しの際は、
ぜひお立ち寄りくださいって。
書いてあるんだ。」
「・・・・・・・・・。」
「ギレン。わしも知らんぞ。」
「まさか兄さん。
お父さんがグレートデギンをゆずってくれないからって、
これで暗殺しようとしてたんじゃないだろうね。」
「ギレン!本当なのか?」
「と、とんでもない。父上。
何をいってるんだ、ドズル。
いや、ないしょにしてたのは訳があるんだ。」
「訳ってなんだよ。」
「もうすぐほら。
お前の誕生日だろ。
お前にないしょでプレゼントしようと
思ってたんだ。」
「えっ?本当かい兄さん。」
「本当だとも、
サプライズパーティーってやつを企画してたのさ。
キシリアと一緒に。
ガルマが死んで、
俺達の弟はお前1人になってしまっただろ。
だから、お前まで死なせるわけにはいかないと思って、
こっそり最終兵器を作ってたのさ。
あーあ、もうばれちゃったかぁ。
残念だなぁ。」
「ギレン。お前がそんなに家族想いだったとは、
父さん嬉しいよ。
ガルマが死んだ時は、
血も涙もない奴だと思ったが、
父さんまちがってたよ。」
「あ、あたりまえじゃないか。
父上の事だって愛してますよ。」
「おおギレン。よく言ってくれた。
貴公はヒトラーのハートだな。」
「じゃあ兄さん、その最終兵器。
オレにくれるんだね。」
「ああ、もっていけ。
ソーラレイっていうんだ。
エコで環境にやさしい太陽光発電で
超巨大殺人レーザーをぶっぱなすんだ。
すごいぞ。
ただし一発限りだけどな。」
「ありがとう兄さん。
オレ、今度こそ失敗しないよ。
ソロモンは、きっともたせてみせる。
連邦のハエどもを一掃してやるよ。
じゃあね。」
-----ぶつん。------
「おお、ギレン、貴公はヒトラーの、」
「父上、そのわけのわからない例え、
やめてくれませんか。」
ぴんぽーん。
「誰だ。」
「ガデムです。
ギレン閣下から荷物が午前中指定で
届いています。」
「おお、さすが兄さん。
すぐ行く。」
ぷしー。
「ガデム。いつもご苦労。」
「はっ。ドズル閣下の、はんこかサインをここへ。」
「うむ。
おお、スペースコロニーをそのまま砲身にしただけあって、
さすがにでかいな。
おい、手の空いているものは全員
ダンボールをあけるのを手伝ってくれ。」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「何事かっ!」
「敵襲!連邦軍の大艦隊が
Nフィールド方向より接近!」
「よーし。
おあつらえむきじゃないか。
このソーラレイで一掃してやる。
のん気に太陽光発電している時間は無い!
ソロモンの全エネルギーをソーラレイに注入しろ。
すぐに発射準備だ!」
「ソロモンの全エネルギーをソーラレイに注入。
ソーラレイ、エネルギー充填100%、
発射準備完了!」
「よーし、ソーラレイ。
Nフィールド方向より接近する連邦軍艦隊に向け!」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「敵第二波!連邦軍の大艦隊が
Sフィールド方向より接近!」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「敵第三波!連邦軍の大艦隊が
Eフィールド方向より接近!」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「敵第四波!連邦軍の大艦隊が
Wフィールド方向より接近!」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「敵第五波!連邦軍の大艦隊が・・・」
「閣下。ソーラレイは・・・・。」
「えっ?ああ、そうだな。
とりあえず、Nフィールド方向から来る敵にむけて
発射してくれるかな。
そうそう、ゲルドルバ照準でね。」
「ソーラレイ、ゲルドルバ照準で発射!」
かちっ。
どばーーーーーーーーーー!
ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ!
どどどどどどどどどど。
ぼかーん。どかーん。
ばりーん。がちゃーん。
ばばばばばばばばばばばば。
ずずーーーーーーん。
「Nフィールド方向より接近中の連邦軍は、
ほぼ全滅です。」
「じ、じゃあ、2発目いこうか。
ソロモンの残ったエネルギーをソーラレイに送れ。」
「閣下。ソロモンには、
もうトイレの電気をつけるエネルギーも残ってません。」
「Sフィールド方向より接近中の敵モビルスーツが、
ソロモンにとりつきました。」
「Eフィールド方向より接近中の敵モビルスーツが、
ソロモンにとりつきました。」
「Wフィールド方向より接近中の敵モビルスーツが、
ソロモンにとりつきました。」
「閣下。ご采配を。」
「ううううう。
残った敵の数。決して多くは無い。
全モビルスーツ出撃、
ソロモンで迎え撃て。」
「閣下、電気がないので、
格納庫のシャッターが開きません。」
「壊せ!」
「閣下、通路の電気がついてないので、
真っ暗で、兵員がモビルスーツまで
たどりつけません。」
「勘でたどりつけ!」
「閣下、トイレの電気が、トイレの電気が、
ああっ、敵モビルスーツが、
トイレまで進入してきました。」
「流せ!」
「閣下、閣下、閣下!」
「うるさいっ!わたしは先に脱出する。
あとはお前たちでなんとかしろ。
おーい、ミネバー。
お父さんとお出かけしようねー。」
ぷしー。
「閣下ー!ひどいー!
ちゃんと捕虜交換してくださいねー!」
どかーん。
ぼかーん。ぱりーん。
がらがらがらがら。
びしゅん。びしゅん。びしゅん。びしゅん。
どどどどどどどどどど・・・・・・・。
ぱたん。
「悪夢ね。」
「そうだな。ソロモンの連中はたいへんだったな。」
「閣下は今、どうしていらっしゃるのかしら。」
「わからん。
でも、きっとあいかわらずだと思うぞ。」
「そうね。
みなさん、元気だといいわね。」
--------------------------------------------------
本日のクルー
店長:ランバラル大尉、
--------------------------------------------------
お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
数知れぬ死線をくぐり抜けてきた
ジオン公国の元軍人だ。
宇宙世紀008 7月9日 くもり
---------------------------------
(声)
ハモン:中谷ゆみ
ランバラル:広瀬正志
ドズル:郷里大輔
ギレン:銀河万丈
デギン公王:柴田秀勝
ガデム:水鳥鉄夫
--------------------------------
「あらあなた、何見ているの。」
「やあハモン、
古いアルバムだよ。」
「まあ、一年戦争の頃のじゃない。
懐かしいわねぇ。
あなた、ちっとも変わってない。」
「そうか?
もう30年ほど前だ。
わたしは12歳だったんだぞ。
さすがに少しは変わっただろう。」
「そうね。
少しおなかが出てきたかもね。」
「あら、ドズル閣下ね。」
「ああ、ソロモンが陥落する少し前の写真だ。
閣下とこの写真を撮った後、
お前とザンジバルで地球へ向かったんだ。」
「懐かしいわぁ。」
「この頃の閣下は、
ソロモンが落ちる、ソロモンが落ちる。
兄さん援軍、兄さん援軍。
数、数、数、数。って、
口ぐせのように、
おっしゃってたなぁ。」
「そうねぇ。
でもギレン閣下はお優しかったわねぇ。
そんな駄々っ子みたいなドズル閣下の望むままに
ビグザムやら、ジオングやら
たくさんまわしてくださったんだもの。」
「そうだな。
だけど閣下は、あのとおりのお方だ、
全部だめにしてしまって。」
「ふふっ。」
「はっはっはっはっはっはっ。」
「ほらハモン、これ覚えているか?」
「あら、ソーラレイね。
これも結局、閣下がだめにしちゃったのよねぇ。」
-----------------------------------
ア・バオア・クー、ギレン総帥のお部屋
-----------------------------------
「兄さん、兄さん。
おわっ。今度は尻かよっ。
兄さん、悪趣味な事はやめろよっ。
今は戦時中なんだぞ。
またキシリア姉さんかい。
カメラの前からどけよ。
兄さんが見えないだろ。」
「やあドズル。元気そうだな。」
「うわっ。父さんかよっ。
なんでカメラに尻むけてるんだよ。」
「ギレンが面白いからやれっていうんだ。
ギレン、貴公はヒトラーの尻尾だな。」
「父上、わたしに対してよくおっしゃる。
そろそろドズルが電話してくる頃だといったら、
父上が勝手にカメラに尻をお向けになったのでしょう。」
「ギレン、ひとつだけ忠告しておく。
ヒトラーは父親に殺されたのだぞ。」
「父上、それですよそれ。
だいたい、この前と言うことが違うじゃないですか。
この前はヒトラーは身内に殺されたって言ってたでしょう。
わたしはそれを鵜呑みにして、
月曜の国民総決起集会で、
そのネタで偉そうに演説したんだ。
すると後で調べたら、
ヒトラーは自殺してたじゃないですか。
大恥ですよ。
今、ニコ動で、おもいっきりわたしのあげ足をとった画像が
流れてますよ。」
「はっはっはっは。
貴公はヒトラーの小指だな。」
「父上、そのわけのわからない例えは
もうやめてくれませんか。」
「じゃあ、ヒトラーの肝臓でどうだ。」
「ええい、父さんも、ギレン兄さんも、
いい加減にしてくれ。
こっちは大変なんだ。」
「ああ、ドズルか。
悪かった忘れていた。
で、用件はなんだ。」
「兄さん、
この前まわしてくれたジオング。
何が、最新最強のモビルスーツだよ。
ちっとも役に立たなかったじゃないか。」
「なんだ、アレを使いこなせなかったのか。
だからキシリアが言ってたろう。
アレはインテリにしか扱えないって。
おまえがバカだったって事じゃないか。」
「うるさいっ。
オレの事を二度とバカっていうな。
あんなもの誰が使ったってだめだよ。」
「そうか?」
「一個師団、10万機のジオングが、
いっせいに有線サイコミュを使ったらどうなると思う。」
「バカだなぁ。
お前はそんな事をしたのか。」
「バカバカいうなっ。
ああ、したさ。
もう、のびたジオングの手が全部からまって、
一個師団が毛糸玉みたいになって全滅したよ。」
「なあドズル。
そろそろお前の失敗の原因がなんなのか
学習したらどうだ。」
「ああ、学習したさ。」
「何だ?言ってみろ。」
「数だよ。」
「そうだ。お前は昔から欲張りだから、
なんでもかんでもいっぱい欲しがるクセがある。
結果がこれだ。
覚えているか。
お前が小さかった頃、
父上がゲームソフトを買ってくれた時、
わたしとキシリアはいろんなソフトを3本買ってもらったが、
お前は同じソフトを3本買ってもらっただろう。
その結果どうだった?
お前は同じソフトを毎日毎日延々やる事になって、
結局すぐ別のソフトを父上にねだったじゃないか。
しかもまた同じのを3本。」
「懐かしいなあギレン。
あの頃からお前は、
目つきが悪かったなぁ。」
「父上はだまっていてください。」
「兄さんの言うとおりだよ。
もう数はねだらないよ。
1つでいい。」
「おお、そうか。
少しかしこくなったなドズル。
兄さん嬉しいよ。
お前の成長のためなら、
ビグザムの10万機、
ジオングの10万機くらい、
安いものだったと思うよ。」
「そこで兄さん。
あらためて頼みがあるんだけど。」
「何だ。何でもいってみろ。」
「兄さん、
こっそり最終兵器作ってたよね。」
「ん?何のことだ。」
「スペースコロニーの住人をみんな引越しさせて、
巨大な大砲作ってるだろ。」
「知らんなぁ。」
「嘘をつくなよ。
ちゃんとわかってるんだぞ。
小学校のときの友人から、
引越しの手紙が来てるんだよ。」
「偶然だろ。」
「ちゃんと、
ドズル君のお兄さんの国威発動により、
巨大レーザー砲建設のため
引っ越す事になりました。
お近くにお越しの際は、
ぜひお立ち寄りくださいって。
書いてあるんだ。」
「・・・・・・・・・。」
「ギレン。わしも知らんぞ。」
「まさか兄さん。
お父さんがグレートデギンをゆずってくれないからって、
これで暗殺しようとしてたんじゃないだろうね。」
「ギレン!本当なのか?」
「と、とんでもない。父上。
何をいってるんだ、ドズル。
いや、ないしょにしてたのは訳があるんだ。」
「訳ってなんだよ。」
「もうすぐほら。
お前の誕生日だろ。
お前にないしょでプレゼントしようと
思ってたんだ。」
「えっ?本当かい兄さん。」
「本当だとも、
サプライズパーティーってやつを企画してたのさ。
キシリアと一緒に。
ガルマが死んで、
俺達の弟はお前1人になってしまっただろ。
だから、お前まで死なせるわけにはいかないと思って、
こっそり最終兵器を作ってたのさ。
あーあ、もうばれちゃったかぁ。
残念だなぁ。」
「ギレン。お前がそんなに家族想いだったとは、
父さん嬉しいよ。
ガルマが死んだ時は、
血も涙もない奴だと思ったが、
父さんまちがってたよ。」
「あ、あたりまえじゃないか。
父上の事だって愛してますよ。」
「おおギレン。よく言ってくれた。
貴公はヒトラーのハートだな。」
「じゃあ兄さん、その最終兵器。
オレにくれるんだね。」
「ああ、もっていけ。
ソーラレイっていうんだ。
エコで環境にやさしい太陽光発電で
超巨大殺人レーザーをぶっぱなすんだ。
すごいぞ。
ただし一発限りだけどな。」
「ありがとう兄さん。
オレ、今度こそ失敗しないよ。
ソロモンは、きっともたせてみせる。
連邦のハエどもを一掃してやるよ。
じゃあね。」
-----ぶつん。------
「おお、ギレン、貴公はヒトラーの、」
「父上、そのわけのわからない例え、
やめてくれませんか。」
ぴんぽーん。
「誰だ。」
「ガデムです。
ギレン閣下から荷物が午前中指定で
届いています。」
「おお、さすが兄さん。
すぐ行く。」
ぷしー。
「ガデム。いつもご苦労。」
「はっ。ドズル閣下の、はんこかサインをここへ。」
「うむ。
おお、スペースコロニーをそのまま砲身にしただけあって、
さすがにでかいな。
おい、手の空いているものは全員
ダンボールをあけるのを手伝ってくれ。」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「何事かっ!」
「敵襲!連邦軍の大艦隊が
Nフィールド方向より接近!」
「よーし。
おあつらえむきじゃないか。
このソーラレイで一掃してやる。
のん気に太陽光発電している時間は無い!
ソロモンの全エネルギーをソーラレイに注入しろ。
すぐに発射準備だ!」
「ソロモンの全エネルギーをソーラレイに注入。
ソーラレイ、エネルギー充填100%、
発射準備完了!」
「よーし、ソーラレイ。
Nフィールド方向より接近する連邦軍艦隊に向け!」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「敵第二波!連邦軍の大艦隊が
Sフィールド方向より接近!」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「敵第三波!連邦軍の大艦隊が
Eフィールド方向より接近!」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「敵第四波!連邦軍の大艦隊が
Wフィールド方向より接近!」
びーっ、びーっ、びーっ、びーっ。
「敵第五波!連邦軍の大艦隊が・・・」
「閣下。ソーラレイは・・・・。」
「えっ?ああ、そうだな。
とりあえず、Nフィールド方向から来る敵にむけて
発射してくれるかな。
そうそう、ゲルドルバ照準でね。」
「ソーラレイ、ゲルドルバ照準で発射!」
かちっ。
どばーーーーーーーーーー!
ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ!
どどどどどどどどどど。
ぼかーん。どかーん。
ばりーん。がちゃーん。
ばばばばばばばばばばばば。
ずずーーーーーーん。
「Nフィールド方向より接近中の連邦軍は、
ほぼ全滅です。」
「じ、じゃあ、2発目いこうか。
ソロモンの残ったエネルギーをソーラレイに送れ。」
「閣下。ソロモンには、
もうトイレの電気をつけるエネルギーも残ってません。」
「Sフィールド方向より接近中の敵モビルスーツが、
ソロモンにとりつきました。」
「Eフィールド方向より接近中の敵モビルスーツが、
ソロモンにとりつきました。」
「Wフィールド方向より接近中の敵モビルスーツが、
ソロモンにとりつきました。」
「閣下。ご采配を。」
「ううううう。
残った敵の数。決して多くは無い。
全モビルスーツ出撃、
ソロモンで迎え撃て。」
「閣下、電気がないので、
格納庫のシャッターが開きません。」
「壊せ!」
「閣下、通路の電気がついてないので、
真っ暗で、兵員がモビルスーツまで
たどりつけません。」
「勘でたどりつけ!」
「閣下、トイレの電気が、トイレの電気が、
ああっ、敵モビルスーツが、
トイレまで進入してきました。」
「流せ!」
「閣下、閣下、閣下!」
「うるさいっ!わたしは先に脱出する。
あとはお前たちでなんとかしろ。
おーい、ミネバー。
お父さんとお出かけしようねー。」
ぷしー。
「閣下ー!ひどいー!
ちゃんと捕虜交換してくださいねー!」
どかーん。
ぼかーん。ぱりーん。
がらがらがらがら。
びしゅん。びしゅん。びしゅん。びしゅん。
どどどどどどどどどど・・・・・・・。
ぱたん。
「悪夢ね。」
「そうだな。ソロモンの連中はたいへんだったな。」
「閣下は今、どうしていらっしゃるのかしら。」
「わからん。
でも、きっとあいかわらずだと思うぞ。」
「そうね。
みなさん、元気だといいわね。」
--------------------------------------------------
本日のクルー
店長:ランバラル大尉、
--------------------------------------------------
お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
わたしの名前はランバラル
数知れぬ死線をくぐり抜けてきた
ジオン公国の元軍人だ。
宇宙世紀008 7月5日 晴れ
きーーーん。
ごーーーーーーーーっ!
「なにごとだ。」
「ランバラル隊長。
連邦軍の輸送機が1機、
上空を通過していきます。」
「双眼鏡をかせっ。
エンジンが火をふいている・・・。
こりゃ、落ちるな。
グフで出る。
アコース、コズン。
ザクでわたしに続け。
クランプ!
ハモンは昼過ぎまで寝てないと
1日中きげんが悪い。
おこさないようにそっと、
後からギャロップで来い。」
「了解しました。」
ここりりりっ。
ここりりりっ。
ここりりりっ。
「隊長。敵輸送機が、
バズーカの射程距離に入りました。
攻撃しますか?」
「まて、その必要はなさそうだ。
いよいよ墜落するぞ。」
どかーーん。
ざざざざざざざー・・・・・!
「よしっ、
うまく砂がクッションになった。
爆発はまぬがれたようだ。
アコース、コズン、来いっ
連邦軍の物資を奪うぞ。」
ここりりりっ。
ここりりりっ。
ここりりりっ。
「アコース、
エンジンがまだくすぶっている、
砂をかけて燃料への引火を遅らせろ。
コズン、なんとか機体から、
物資の格納庫を外せ。
5分以内に外せなかったら、
中へ突入して、
めぼしい物を外へ運び出せ。
わたしはコクピットから内部に侵入を試みる。
生存者がいるかもしれん。
このあたりにいる連邦軍なら、
木馬の情報を知っているはずだ。」
「了解。」「了解。」
ぶーーん。
「とうっ。」
たたっ。
ごごごごごごご。
がちゃーん。
ぱりーん。
じじじじじじじじ。
「誰かいるかー。
生存者はいないかー。」
人がいる気配が無いな。
全員墜落のショックで
機外に放り出されたか。
「誰かいるかー。
ん?
仮眠スペースで寝ている奴がいる。
体を固定していたおかげで助かったのだな、
運がいい。」
「おい、起きろ、おい。」
「うーーーん。」
「お、女か?」
「隊長、エンジンが再び火をふきました。
はやく脱出してください。」
「わかった。
コズン。おまえも作業を中止して
機体から離れろ。
アコースもなっ。」
「了解。」「了解しました。」
ここりりりっ。
ここりりりっ。
ここりりりっ。
「アコース、コズン、
あの丘のかげに入れ。」
「了解。」
どかーーん。
どどどどどどどど。
「どれくらい使えるものが
残ったかな。
しばらく様子をみて
回収にむかうぞ。」
「了解しました。
ところで、
隊長の手にあるものはなんですか?」
「ああ、唯一の生存者だ。
しかし意識を失っているようだ。
ちょっと、グフの外部スピーカーで話しかけてみよう。」
「おい、連邦軍の女士官。おきろっ。
おいっ。
おーーーい。
おいっ。」
「うーん。
ああ、もう、うるさいっ。
おいおいおいおいおいおいおいおい。
おまえはわたしのおじさんか?
おじさんだったら、わたしは姪だろうがっ!
わたしを昼過ぎまで起こすなと言っただろう。」
「なに寝ぼけてるんだ。
お前の飛行機は墜落したんだぞ。」
「えっ?何?グフ?」
「お前は、ジオンの捕虜になったんだ。
南極条約に基づいてあつかってやるが、
知ってることはうたってもらうぞ。
名前は?」
「マ、マチルダ・・・。」
「隊長、どうします?」
「そうだな、とりあえず店で使ってみるか。」
と、いうことで、
マチルダさんが捕虜として捕らえられました。
本日の営業から、
我がジオン軍に使役されていただきます。
フラウボウ、アムロ君、ともども、
みなさん宜しくお願いいたします。
--------------------------------------------------
本日のクルー
店長:ランバラル大尉、
捕虜:フラウボウ2号、マチルダさん、アムロ君
--------------------------------------------------
お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
数知れぬ死線をくぐり抜けてきた
ジオン公国の元軍人だ。
宇宙世紀008 7月5日 晴れ
きーーーん。
ごーーーーーーーーっ!
「なにごとだ。」
「ランバラル隊長。
連邦軍の輸送機が1機、
上空を通過していきます。」
「双眼鏡をかせっ。
エンジンが火をふいている・・・。
こりゃ、落ちるな。
グフで出る。
アコース、コズン。
ザクでわたしに続け。
クランプ!
ハモンは昼過ぎまで寝てないと
1日中きげんが悪い。
おこさないようにそっと、
後からギャロップで来い。」
「了解しました。」
ここりりりっ。
ここりりりっ。
ここりりりっ。
「隊長。敵輸送機が、
バズーカの射程距離に入りました。
攻撃しますか?」
「まて、その必要はなさそうだ。
いよいよ墜落するぞ。」
どかーーん。
ざざざざざざざー・・・・・!
「よしっ、
うまく砂がクッションになった。
爆発はまぬがれたようだ。
アコース、コズン、来いっ
連邦軍の物資を奪うぞ。」
ここりりりっ。
ここりりりっ。
ここりりりっ。
「アコース、
エンジンがまだくすぶっている、
砂をかけて燃料への引火を遅らせろ。
コズン、なんとか機体から、
物資の格納庫を外せ。
5分以内に外せなかったら、
中へ突入して、
めぼしい物を外へ運び出せ。
わたしはコクピットから内部に侵入を試みる。
生存者がいるかもしれん。
このあたりにいる連邦軍なら、
木馬の情報を知っているはずだ。」
「了解。」「了解。」
ぶーーん。
「とうっ。」
たたっ。
ごごごごごごご。
がちゃーん。
ぱりーん。
じじじじじじじじ。
「誰かいるかー。
生存者はいないかー。」
人がいる気配が無いな。
全員墜落のショックで
機外に放り出されたか。
「誰かいるかー。
ん?
仮眠スペースで寝ている奴がいる。
体を固定していたおかげで助かったのだな、
運がいい。」
「おい、起きろ、おい。」
「うーーーん。」
「お、女か?」
「隊長、エンジンが再び火をふきました。
はやく脱出してください。」
「わかった。
コズン。おまえも作業を中止して
機体から離れろ。
アコースもなっ。」
「了解。」「了解しました。」
ここりりりっ。
ここりりりっ。
ここりりりっ。
「アコース、コズン、
あの丘のかげに入れ。」
「了解。」
どかーーん。
どどどどどどどど。
「どれくらい使えるものが
残ったかな。
しばらく様子をみて
回収にむかうぞ。」
「了解しました。
ところで、
隊長の手にあるものはなんですか?」
「ああ、唯一の生存者だ。
しかし意識を失っているようだ。
ちょっと、グフの外部スピーカーで話しかけてみよう。」
「おい、連邦軍の女士官。おきろっ。
おいっ。
おーーーい。
おいっ。」
「うーん。
ああ、もう、うるさいっ。
おいおいおいおいおいおいおいおい。
おまえはわたしのおじさんか?
おじさんだったら、わたしは姪だろうがっ!
わたしを昼過ぎまで起こすなと言っただろう。」
「なに寝ぼけてるんだ。
お前の飛行機は墜落したんだぞ。」
「えっ?何?グフ?」
「お前は、ジオンの捕虜になったんだ。
南極条約に基づいてあつかってやるが、
知ってることはうたってもらうぞ。
名前は?」
「マ、マチルダ・・・。」
「隊長、どうします?」
「そうだな、とりあえず店で使ってみるか。」
と、いうことで、
マチルダさんが捕虜として捕らえられました。
本日の営業から、
我がジオン軍に使役されていただきます。
フラウボウ、アムロ君、ともども、
みなさん宜しくお願いいたします。
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本日のクルー
店長:ランバラル大尉、
捕虜:フラウボウ2号、マチルダさん、アムロ君
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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/
慈恩弘国民のみなさんこんにちわ。
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。
------------------------------------------------
慈恩弘国ニュース
------------------------------------------------
はじめに、
このところ、本業のグラフィックデザインの仕事が忙しく、
すっかりジオン公国復活活動が
ほったらかしになっていた
ランバラル大尉が、
久しぶりに活動を再開されました。
今朝の閣議に出席された大尉は、
「仕事より、世界征服をたくらんでるほうが楽しい。」
と、本音を漏らし、
これを聞いた側近が、
あわてて取引先の営業マンをかえした
ということです。
この件について、
内閣広報室では、
「大尉の発言は事実ではあるが、本音では無い。
わが国は、
国土収得の際に、日本国から多額の融資(住宅ローン)をうけており、
その返済は、はじまったばかりである。
また、捕虜たちの人件費、食料の仕入れなど、
日々の経費を考慮すると、
今後もまだまだ相当のお金がかかるので、
関係各位には、
大尉にはできるだけ、
手間がかからなくて、お金になる仕事をまわすように
お願いしたい。」
と、コメントしています。
次に、
6月27日の金曜日に、
1日の売上げが、目標の10万円を超えたことにより、
フラウボウたちへのご褒美として
「肉祭り」が開催されました。
この日大尉は
尻のポケットに、輪ゴムでとめた現金10万円をつっこんで、
さっそうと行きつけの肉屋へ行きましたが、
またばくぜんと、
「近江牛の一番美味しいとこを、
ステーキで食べたい。」と注文したため、
お店が混乱しました。
「近江牛は今切らしております。
国産黒毛和牛のサーロインか、
ロースならあります。」
「じゃあ、サーロインを1cmで3枚。」
「サーロインは高いですよ。」
「かまいません。それで。」
「わかりました。」
しばらくして切った肉が出てくると、
「5000円になります。」
「安っ。」
「すみません、ロース肉になります。」
「サーロインは?」
「サーロインはありません。」
「あるっていいませんでした?」
「すみません勘違いでした。
これも同じくらい美味しいですよ。」
この肉はわたしが食べるのではない。
フラウボウたちへのご褒美の肉なのだ。
大尉はおそらくそのようなご心情におなりになり、
「いいかげんですね。
もう結構です。
この店には二度とくることはないでしょう。」
↑
を大声で関西弁に変換して言い残すと、
買おうとしていた全ての商品をかえして
店を後にしたということです。
その次に行った店でも、
やはりサーロインはありませんでしたが、
いかにも職人といったご主人が丁寧にきりわけた、
信州産の牛のロース肉を買うことができたと
いうことです。
そのロース肉は、見かけも値段も、
最初の店とは段違いで、
フラウボウたちによりますと、
すばらしいお味だったということです。
大尉も一切れ食べたところ、
大変感銘を受けられ、
この肉に、
「ラビアンロースステーキ」と名づけ、
店の特別メニューに加える事にしたということです。
ちなみに、
最初に行った肉屋は大手のチェーンの肉屋で、
牛肉専門、品揃えの豊富さを謳った店でしたが、
よくよく聞きただすと、
黒毛和牛と書かれているのは、
ほとんど、ホルスタインとの交雑種の肉であり、
出所までは教えてくれませんでした。
「ラビアンロースステーキ」の肉屋さんは、
個人でやってる小さな店でしたが、
ご主人の帳面に、
仕入先がきちんと書いてあり、
今日仕入れた肉の出所を
ちゃんと教えてくれたということです。
大尉が気に入ったこの店は、
七条通りと御前通りの角の肉屋さんです。
普通の町の肉屋さんですが、
いい肉屋に認定されましたので、
ジャスコ、スーパーライフ、スーパーマツモトに次いで、
オフィシャル仕入先に認定されたということです。
肉を食べまくった後、
みんなでカラオケに行きましたが、
フラウボウ達とのジェネレーションギャップが大きく、
それぞれ勝手に好きな歌をうたって、
勝手に満足したということです。
次に、
お好み焼き慈恩弘国の、
厨房の下水があふれました。
先日の大雨の際、
厨房の床の下水溝があふれ、
一時、フラウボウが大尉の釣り用の長靴で
作業する場面が見られました。
翌日には雨は上がりましたが、
下水管が詰まっているようで、
事態は改善されなかったということです。
そこで、
以前、給湯器をつけていただき、
また、その後ご来店いただいた、
TクノワークスのY氏に窮状を相談したところ、
すぐ翌日に駆けつけていただき、
詰まった下水管を、
たちどころに修繕したということです。
この功績によりY氏は、
慈恩弘国の修繕大使に任命され、
店舗部分全般のメンテナンスの任を
おおせつかったということです。
修繕大使に任命されたY氏は、
「フラウボウさん、かわいいですね。
またお好み焼きを食べに来ます。」と
話していました。
おしまいに、
我が国の下水システムを破壊した大雨ですが、
意外な恩恵をもたらしました。
先日の大雨のあと、
我が国の公用車、
アスティナの運転席のドアを開けたところ、
壊れていたはずの集中ドアロックが作動し、
運転席後部のドアの鍵が自動で開きました。
ディーラーの検査報告によりますと、
ドア内部のモーターが壊れており、
作動していないという事でしたが、
このところの大雨で、
ドア内部に侵入した雨により、
キカイのどこかしらに通電し、
電気が流れて、
モーターが作動したものと
見られています。
この現象について車両省では、
「晴れて、キカイが乾いたら、
また動かなくなるでしょう。」
とコメントしており、
晴天の今朝、再び確認したところ、
やはり動かなくなっていたということです。
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エースパイロットランキング
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1位、忍々少佐
2位、ララァ少佐
3位、N少尉
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
◆ フラウボウ募集 ◆
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
我が国の次代を担うフラウボウを募集しております。
●資 格:二十歳以上の女性。
●勤務地:京都市南区東寺の南西角付近、お好み焼き慈恩弘国
●交 通:近鉄東寺駅徒歩10分、市バス東寺南門前徒歩5分
近鉄東寺駅はJR京都駅(近鉄京都駅)から駅1つです。
●勤務時間:夕方5時出勤、夜10時30分から11時30分退勤
●待 遇:南極条約に基づき優遇、時給850円
●任 務:お水を出したり、ウィンナー焼いたり、
世界征服の片棒かつがされたり、
アホな事を言わされたり、いろいろ。
●その他:シフト制、学業・本業を優先してください。
連邦軍女子制服支給。時々まかない有。
●募集人数:2、3人
●お問い合わせ→nakano@ms-06zaku.com
-----------------------------------------------------
以上、宇宙世紀008年7月4日の
慈恩弘国国政だよりでした。
http://www.ms-06zaku.com/
(内閣府)
勤勉、勤労、健康は、
慈恩弘国全国民の義務です。
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慈恩弘国ニュース
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はじめに、
このところ、本業のグラフィックデザインの仕事が忙しく、
すっかりジオン公国復活活動が
ほったらかしになっていた
ランバラル大尉が、
久しぶりに活動を再開されました。
今朝の閣議に出席された大尉は、
「仕事より、世界征服をたくらんでるほうが楽しい。」
と、本音を漏らし、
これを聞いた側近が、
あわてて取引先の営業マンをかえした
ということです。
この件について、
内閣広報室では、
「大尉の発言は事実ではあるが、本音では無い。
わが国は、
国土収得の際に、日本国から多額の融資(住宅ローン)をうけており、
その返済は、はじまったばかりである。
また、捕虜たちの人件費、食料の仕入れなど、
日々の経費を考慮すると、
今後もまだまだ相当のお金がかかるので、
関係各位には、
大尉にはできるだけ、
手間がかからなくて、お金になる仕事をまわすように
お願いしたい。」
と、コメントしています。
次に、
6月27日の金曜日に、
1日の売上げが、目標の10万円を超えたことにより、
フラウボウたちへのご褒美として
「肉祭り」が開催されました。
この日大尉は
尻のポケットに、輪ゴムでとめた現金10万円をつっこんで、
さっそうと行きつけの肉屋へ行きましたが、
またばくぜんと、
「近江牛の一番美味しいとこを、
ステーキで食べたい。」と注文したため、
お店が混乱しました。
「近江牛は今切らしております。
国産黒毛和牛のサーロインか、
ロースならあります。」
「じゃあ、サーロインを1cmで3枚。」
「サーロインは高いですよ。」
「かまいません。それで。」
「わかりました。」
しばらくして切った肉が出てくると、
「5000円になります。」
「安っ。」
「すみません、ロース肉になります。」
「サーロインは?」
「サーロインはありません。」
「あるっていいませんでした?」
「すみません勘違いでした。
これも同じくらい美味しいですよ。」
この肉はわたしが食べるのではない。
フラウボウたちへのご褒美の肉なのだ。
大尉はおそらくそのようなご心情におなりになり、
「いいかげんですね。
もう結構です。
この店には二度とくることはないでしょう。」
↑
を大声で関西弁に変換して言い残すと、
買おうとしていた全ての商品をかえして
店を後にしたということです。
その次に行った店でも、
やはりサーロインはありませんでしたが、
いかにも職人といったご主人が丁寧にきりわけた、
信州産の牛のロース肉を買うことができたと
いうことです。
そのロース肉は、見かけも値段も、
最初の店とは段違いで、
フラウボウたちによりますと、
すばらしいお味だったということです。
大尉も一切れ食べたところ、
大変感銘を受けられ、
この肉に、
「ラビアンロースステーキ」と名づけ、
店の特別メニューに加える事にしたということです。
ちなみに、
最初に行った肉屋は大手のチェーンの肉屋で、
牛肉専門、品揃えの豊富さを謳った店でしたが、
よくよく聞きただすと、
黒毛和牛と書かれているのは、
ほとんど、ホルスタインとの交雑種の肉であり、
出所までは教えてくれませんでした。
「ラビアンロースステーキ」の肉屋さんは、
個人でやってる小さな店でしたが、
ご主人の帳面に、
仕入先がきちんと書いてあり、
今日仕入れた肉の出所を
ちゃんと教えてくれたということです。
大尉が気に入ったこの店は、
七条通りと御前通りの角の肉屋さんです。
普通の町の肉屋さんですが、
いい肉屋に認定されましたので、
ジャスコ、スーパーライフ、スーパーマツモトに次いで、
オフィシャル仕入先に認定されたということです。
肉を食べまくった後、
みんなでカラオケに行きましたが、
フラウボウ達とのジェネレーションギャップが大きく、
それぞれ勝手に好きな歌をうたって、
勝手に満足したということです。
次に、
お好み焼き慈恩弘国の、
厨房の下水があふれました。
先日の大雨の際、
厨房の床の下水溝があふれ、
一時、フラウボウが大尉の釣り用の長靴で
作業する場面が見られました。
翌日には雨は上がりましたが、
下水管が詰まっているようで、
事態は改善されなかったということです。
そこで、
以前、給湯器をつけていただき、
また、その後ご来店いただいた、
TクノワークスのY氏に窮状を相談したところ、
すぐ翌日に駆けつけていただき、
詰まった下水管を、
たちどころに修繕したということです。
この功績によりY氏は、
慈恩弘国の修繕大使に任命され、
店舗部分全般のメンテナンスの任を
おおせつかったということです。
修繕大使に任命されたY氏は、
「フラウボウさん、かわいいですね。
またお好み焼きを食べに来ます。」と
話していました。
おしまいに、
我が国の下水システムを破壊した大雨ですが、
意外な恩恵をもたらしました。
先日の大雨のあと、
我が国の公用車、
アスティナの運転席のドアを開けたところ、
壊れていたはずの集中ドアロックが作動し、
運転席後部のドアの鍵が自動で開きました。
ディーラーの検査報告によりますと、
ドア内部のモーターが壊れており、
作動していないという事でしたが、
このところの大雨で、
ドア内部に侵入した雨により、
キカイのどこかしらに通電し、
電気が流れて、
モーターが作動したものと
見られています。
この現象について車両省では、
「晴れて、キカイが乾いたら、
また動かなくなるでしょう。」
とコメントしており、
晴天の今朝、再び確認したところ、
やはり動かなくなっていたということです。
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1位、忍々少佐
2位、ララァ少佐
3位、N少尉
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●資 格:二十歳以上の女性。
●勤務地:京都市南区東寺の南西角付近、お好み焼き慈恩弘国
●交 通:近鉄東寺駅徒歩10分、市バス東寺南門前徒歩5分
近鉄東寺駅はJR京都駅(近鉄京都駅)から駅1つです。
●勤務時間:夕方5時出勤、夜10時30分から11時30分退勤
●待 遇:南極条約に基づき優遇、時給850円
●任 務:お水を出したり、ウィンナー焼いたり、
世界征服の片棒かつがされたり、
アホな事を言わされたり、いろいろ。
●その他:シフト制、学業・本業を優先してください。
連邦軍女子制服支給。時々まかない有。
●募集人数:2、3人
●お問い合わせ→nakano@ms-06zaku.com
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以上、宇宙世紀008年7月4日の
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