慈恩弘国営業日報080610
わたしの名前はランバラル
数知れぬ死線をくぐり抜けてきた
ジオン公国の元軍人だ。

宇宙世紀008 6月10日 晴れ


「兄さん!兄さん!」

「なんだドズル、うるさいぞ。」

「兄さん!あ~もう、
 おっぱいの次は足かよ。
 兄さんはいったい何考えてるんだよ。
 兄さん、この女の足をどかせろよ。
 兄さんが見えないよ。」

「なんだドズル。
 興奮してるのか。」

「何言ってんだよ。
 今は戦時中なんだぞ。」

「はははははは。
 キシリア。
 ドズルがお前の足に興奮してるぞ。」

「それは、結構なことで。」

「ええ~、姉さんの足だったのかよっ。」


「ええ~とはなんだ、ええ~とは。

 わたしの足では不満なのか。
 わたしとて、20代の女のコなんだよ。
 どうだ、この辺のラインなんか、
 ララァとかいう小娘に、
 まだまだ負けておらんだろうが。

 ほれドズル。こういうポーズはどうだ?ん?
 それとも、こうか?」


「姉さん、やめてくれよ。
 姉さん、やめてくれー。」

「はははははは、
 キシリア、ドズルをからかうのは
 それくらいにしてやれ。
 で、何の用なんだドズル。」

「はぁ、はぁ、
 姉さんのせいで、用を忘れてしまったよ。
 また後で電話する。」

「そうか。じゃあな。」

「あっ、思い出した。
 兄さん、何なんだよ、
 あのビグザムってモビルアーマーは。」

「どうだ、すごかっただろ。
 あれ一機で一個師団分の戦力にはなっただろ。」

「確かに、敵一個師団をなぎはらう、
 ものすごいメガ粒子砲だったよ。」

「そうだろう、そうだろう。」

「でもあのビグザムのメガ粒子砲。
 狙って撃つって感じじゃないよね。」

「まあな。周りの敵をいっせいにドカンって感じだな。」

「その全方位発射式のメガ粒子砲を、
 10万機のビグザムが一斉に発射したら
 どうなると思う。」

「バカだなぁドズル。お前はそんなことをしたのか。」

「ああ、したさ。
 だって知らなかったんだもんよ。
 もう、敵も味方も無いよ。
 メチャクチャになって、全滅したよ。」

「敵も全滅したのでしょう。
 なら結構なことじゃない。」

「姉さんは黙っててくれよ。
 だいたい、あのビグザム。
 手が無いんだよ、手が。」

「バカなお前にはわからんだろうが、
 手なんか飾りなのだよ。飾り。」


「うるさいっ!いつもいつも俺をバカにするな。
 ビグザムはもういいよ。
 とにかく援軍だよ、援軍。
 アバオアクーからの援軍をよこせよ。
 兄さんはソロモンに落ちろっていうのか。」

「うるさいなあ、
 二言目には、援軍援軍。
 ソロモンが落ちるっていえば、
 何でも買ってもらえると思っているのか。」

「ビグザムの失敗の責任は、
 半分は兄さんのせいじゃないか。
 ザビ家の長男らしく、
 穴埋めしろよ。」

「ああ言えば、こう言う。
 本当に弟根性丸出しだな。
 おい、キシリア。
 お前が最新最強って自慢してたモビルスーツ。
 ジオングだっけ、あれがあっただろ。
 あれをドズルにまわしてやってくれんか。」


「兄さん、ジオングはインテリにしか
 使いこなせませんよ。
 ドズルには絶対無理。」

「おいドズル。
 キシリアはこんなこと言ってるが、
 どうなんだ。
 使いこなす自信はあるのか。」

「まかせてくれよ兄さん。
 最新最強でインテリ向けなんだろ。
 ぜひそいつをまわしてくれ。

 本当は、俺が意外にかしこい事を
 証明してみせるよ。」


「ビグザムには手が無かったが、
 ジオングには足が無いぞ。
 わかるか?」

「オレはバカじゃない。
 足なんて飾りなんだろ。飾り。」

「そうだな。
 まあそんなところだ。
 じゃあ、また一個師団送っとけばいいんだな。」


「話せるな。兄さんは。
 戦いは・・・」

「数なんだろ。
 次は無いからな。
 これでソロモンを持たせろよ。」

「わかったよ兄さん。
 姉さんも、きれいだよ。
 じゃあな。」


ぶつん。


「なあ、キシリア。
 俺達はあいつとは血がつながっていないような
 気がするんだが、どうだ。」

「そのようで。」



~翌日~



ピンポーン。

「荷物でーす。」

「おおガデム、早いな。」

「最近は翌日配達を心がけております。
 ここの受け取り欄に閣下のサインを。」

「わかった。
 おお、ちゃんと伝票にジオング10万機って書いてあるな。」

「それでは確かにお届けしましたので。」

「ご苦労。下がっていいぞ。」


「おおーい誰か。ダンボールあけるの手伝ってくれー。」


びーっびーっびーっびーっ


「敵襲!」

「閣下!大変です。
 敵連邦軍の大艦隊が現れました。」

「なにいっ。ちょうどいい。
 このジオング10万機を前面に押し立ててやるっ。
 全員続けー!」


どどどどどどどどどどどどどどどどどど×100000機


「さて、わたしに使えるのか。
 それっ。有線サイコミュ発射だ。」

びゅるるるるるるるるる。
びしゅん。びしゅん。

どかーん。ずしーん。ぼかーん。


「おお、見える。わたしにも見えるぞ。
 よしっ。全ジオング攻撃開始。」

びゅるるるるるるるるる。
びゅるるるるるるるるる。
びゅるるるるるるるるる。
びゅるるるるるるるるる。
びゅるるるるるるるるる。
びゅるるるるるるるるる。×100000機

「おっ、あの白いモビルスーツ発見。
 くらえっ。」

びゅるるるるるるるるる。
くるくるくるくる。

「おわっ。誰のジオングの手だ。
 オレの手とからまったじゃないか。
 こらっ。ほどけっ。」

びゅるるるるるるるるる。
くるくるくるくる。

びゅるるるるるるるるる。
くるくるくるくる。

びゅるるるるるるるるる。
くるくるくるくる。

びゅるるるるるるるるる。
くるくるくるくる。

びゅるるるるるるるるる。
くるくるくるくる。

びゅるるるるるるるるる。
くるくるくるくる。

びゅるるるるるるるるる。
くるくるくるくる。×100000機

がちゃん。ばきん。ぼかん。
ぱりーん。
どどどどどどどどど。
どかーん。ぼかーん。


「ああっ、なんか我が軍が、
 ジオングの巨大な毛糸玉みたいになってるー。」

「ドズル閣下。小惑星の影に敵の新兵器です。」

「なにっ!」

じりじりじりじりじりじりじりじり。
どかーん。ぼかーん。
どどどどどどど。


「ああ!
 毛糸玉が焼かれてる。

 やむをえん。全機ジオングから脱出しろっ。
 顔の部分が脱出カプセルになっている。」


すぽーん。
すぽーん。
すぽーん。
すぽーん。
すぽーん。
すぽーん。
すぽーん。×100000機


「なんだかサンゴの産卵みたいだな。
 ようしこれで自由になった。
 ジオングのお口攻撃で反撃だー!
 くらえっ。ブレストファイヤー!」

どかっ!ばきーん!

「うわっ、誰だ俺を蹴ったやつは。
 ああ、ジム。
 このやろう!」

ぼかっ!ひゅーん、どかっ!
ひゅーん、ぼかっ!

「こらっ、蹴るなっ!
 あっ、あいたっ!」

ひゅーん、ぼかっ!
ひゅーん、ぼかっ!
ひゅーん、ぼかっ!
ひゅーん、ぼかっ!


「痛っ!くそう、これじゃあ、
 連邦のボールと変わらんじゃないか!あいたっ!
 兄さん。
 なにが最新最強だよ。
 なにがインテリ向けのモビルスーツだよ。痛っ!

 あっ、ガンダムだ。おのれー!」


かきーん。


「あぁぁぁぁーーーーーー。」


きらーん。☆










「あなた。」

「やらせはせん。やらせはせんぞ!
 やらせは・・・・。」

「あなた。」

「あなたっ。」

「はっ。・・・・・・・・・・・・・夢か。」

「どうなさったの?ひどくうなされてましたわよ。」


「ああ、ハモン。
 水を一杯くれないか。」

「また戦争の夢でもみてらしたの?」

「ふぅー。そうだ。また閣下の夢をみたよ。」

「またドズル閣下の?」

「ああ、」

「どんな夢?」



「閣下は、・・・今回も、あいかわらずだったなぁ。」

「そう・・・・・・・・・。」





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本日のクルー
店長:ランバラル大尉
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お好み焼き「慈恩弘国」
http://www.ms-06zaku.com/

2008/06/11 | 慈恩弘国営業日報 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
コメント
とてもサントリーオールドタイプには見えませんよ大尉(笑)

このブログを書くとき『キリキリキリンッ!』と閃いてるでしょ?(笑)
2008/06/11 01:23 | URL | 霧狼 #mDfyvCs2 [編集] | page top↑
来週の火水木にトイレ工事決定しました。いきなり三連休ってどうよ。無収入になってしまう。最近、ムカつくことばかりだ。うちのドレンが「鬼嫁」って焼酎を買ってきたので、我が同朋達が「鬼嫁」を連呼したいが為に注文してきやがります(怒)もう二度と仕入れしないからな(-_-#)
2008/06/11 03:12 | URL | ハマーン #- [編集] | page top↑
#霧狼さま

いつもありがとうございます。
この兄弟の事を思うと、
いろいろ閃きます。

また何か書きますので、
読んでやってくださいませ。



#ハマーンさま

そうか。毎日営業すれば、
毎日お金が入ってくるのですね。

年中夢中とかいって、
毎日あけてる居酒屋さんとかありますけど、
あれはお客様のためじゃなくて、
自分のためなんだ。

そういえば、
わたくし最近お金が減る一方でございます。
ためしに一度、
毎日営業してみようかしらん。
2008/06/11 10:16 | URL | ランバラル #- [編集] | page top↑
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