木下大サーカスがやってきた
kinoshita


みなさまおこんばんわ、
エナジー中野でございます。


またまた仕事に翻弄され、
日記がおろそかになってしまいました。

しかし、今日新たに、年内中に仕上げなければならない、
大きな仕事がはいってまいりました。


この仕事にとりかかるのは、
明日からでございます。

今をおいて、
日記を書くいとまがなさそうなので、
このすきに書かせていただきます。



みなさま、お元気でしたか?
わたくしは元気です。

このところ、
ずっと仕事がたてこんでおりましたので、
たいして面白いできごとは、
発生していないのですが、


本日わたくし、
打ち合わせと入稿の間げきを突いて、
木下大サーカスという、
サーカスを観にまいりました。

と申しますのは、
わたくしの住んでおります所の近くに、
梅小路公園という大きな公園がございまして、

そこの公園に、あの世界3大サーカスと、
勝手に自負されております、
木下大サーカスがやってきたのでございます。

うちの隣の町内に、
日本で2番目に安い制服の店というのがございます。
おなじ論拠でございましょう。



そのサーカスが、
近隣住民へのプレゼントとして、
無料招待券を各家1枚づつ配ってくださったのでございます。

サーカスなんて、
一人で観に行くようなものではございませんから、
当然同行の家族は見物料を払わなければなりませんので、
それなりの販売戦略でございましょう。

このような見え透いた策略に、はまるのもなんですが、
なにせ、サーカスというものを生で拝見した事がございませんので、
自営業の特権を発揮し、平日の午前中から、
家内といっしょに、いそいそと出かけたのでございます。


へたくそな虎の顔の絵の描かれた巨大な入口。
ちょうどその虎の口の部分が入場口でございます。

よく消防署の前などにある、
ちょっと絵心のある消防隊員が描いた、
防火を呼びかけるドラえもんのような、
雰囲気でございます。

そして、夢がふくらみ、心おどる、
巨大なテント。
テントからは、いくつもの塔がそびえ、
旗が寒い北風にはためいています。


浮き世ばなれした華飾の祭典と、
容赦なくふきすさぶ寒風、
なまり色の寒空の異色のコントラストが、

ふいに、小さい頃、
「悪い事したら、サーカスに連れていかれるで」と
母におこられた記憶をよびさましました。


ええ、ええ、思い出しましたとも。

それは、わたくしが小学生ある日の夜です。

ちょうどそういって怒られていた時、

タイムリーに家の横の道を、
天理教の方々が、太鼓をたたきながら、
歩いていったのでございます。

その5、6人の行列のなかに、
子供が2人ほどいまして、
それを見た母がすかさず、

「ほら見てみな新ちゃん。あの子ぉらぁ連れていかれるわ。」

とわたくしに言ったのでございます。


何処へとも知れぬ夜の闇へ消えてゆく子供。
強烈なインパクトでございました。

わたくしはその後、この時の母の機転のせいで、
何度も自分が誰かに連れていかれる悪夢をみることに
なったのでございます。


そのトラウマを払拭すべく、
はじめて観た本物のサーカスは、
夢のようでございました。

タダ券なので、やや見えずらい席でしたが、
それでも大変感動いたしました。

笑いあり、涙あり、栄光と挫折。


今、まちなかに貼られております、
サーカスのポスターの中心人物は、
フラフープの芸をする、外人の女性なのですが、

ショーの中盤。
このサーカスの花形が登場いたしました。

相棒の外人の男性がおおざっぱにフラフープを投げるので、

何度も芸が中断いたしまして、
女性がだんだん不機嫌になってゆくのが、
観ていてよく伝わってまいりました。


また、
群れで乱入してまいりましたシマウマは、
とても可愛らしく、
愛嬌をふりまき、

犬のように、首輪をつけてひもに引かれて登場したキリンは、
首を客席にのりだして、
愛嬌をふりまくのですが、

同時に、おびただしいよだれもふりまいたので、
阿鼻叫喚の大歓声。
会場が盛り上がります。


球体の中を2台のバイクが同時に走るショーは圧巻。
補助で球体にはいっているスタッフは硬直。


そして、
たいした説明も無く、どんどん勝手にくりひろげられる、
めくるめくショー。

突然の10分の休憩。

そしてはじまった、
猛獣ショー。

感動いたしました。


猫は芸をしないと思っていたのですが、


虎やライオンが、かしこくいわれたとおりに、
きちんと座り、
チンチン。
並んでポーズ。

輪くぐり。

最後には、2本足で歩くという、
目を疑いたくなるような、すばらしい光景に。


虎ファンのわたくしは感涙にむせびました。

「あの虎欲しい。」

思わず家内に申しますと、
「買いな。」といわれました。


わたくしはどうすればよいのでしょう。



やがてショーは、
華麗な空中ブランコで、
クライマックスを迎えました。

楽しいサーカスのフィナーレでございます。


わたくし、
木下大サーカスがこの梅小路公園にいるうちに、
今度はばーんとお金をはらって、
一番上等の席で、もう一度拝見しようと思っております。


これも、悪い席のタダ券をばらまいた、
木下大サーカスの策略でしょうが、
その策。まんまとはまってやりましょう。



テントを出ますと、
午後の部の入場を待つ人で行列ができておりました。

その行列の先頭付近に、
ある年輩のご夫婦がいらっしゃって、
奥様らしいご婦人が大きな声でご主人を叱責していました。

「あんた、なんでちゃんとしといてくれへんの、
 虎のほうが、よっぽど言う事よう聞くわ!」

とくによく聞こえたそのセリフに、
付近からあたたかい笑い声がおこりました。


寒風しみいる京都の冬に、
熱いサーカスがやってきました。







2005/12/22 | わたしのおもしろい行動 | コメント(14) | トラックバック(0) | page top↑
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